いつもありがとうございます。
アークス整骨院古川智章です。
去年UPした坐骨神経偏を加筆修正しました。
数回に分けて投稿しますので、お時間あれば是非お読みください。
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前回、神経が筋肉にどのような影響を与えるか?というのを大腿神経に神経絞扼を交えてお話しました。前回はこちらから大腿神経
【腰痛や膝痛、足関節の痛みがある方を治療する際、坐骨神経の筋肉の評価することは必須です】
足関節捻挫の場合、下腿は確実に機能不全の筋肉が存在します。
その機能不全を把握せずに、教科書通りのリハビリを勧めたところで改善することはほぼありません。「痛みはないけど腫れがある」「痛みはないけど、動きがぎこちない」などのパフォーマンス低下を引き起こしてしまいます。
まずは基礎知識として・・坐骨神経はL4-S3神経根から分岐して、梨状筋下孔を通過後、大腿後面下部で総腓骨神経(深腓骨神経・浅腓骨神経)・脛骨神経に分岐して下腿部~足底の筋肉を支配します。
坐骨神経を意識して人の身体を評価するポイントは、大殿筋・ハムストリングス・大内転筋・ふくらはぎ(アキレス腱)・足底の筋肉がしっかり働いているかを確認します。
※大殿筋は坐骨神経支配ではありませんが、神経絞扼にも深く関わってきますので重要な筋です
なぜ坐骨神経なのに大殿筋を評価するのか?
それは大殿筋に力が入っていない事により、主に梨状筋で股関節伸展・外旋の代償運動を行っている可能性があるからです。
大殿筋の代わりに過剰に働いた梨状筋は過緊張を起こし、梨状筋下孔での圧迫、坐骨神経の癒着を引き置きし、殿部より末端の筋肉の力が入りづらい状態に陥ります。(神経絞扼)画像はvisible bodyより
殿筋群の評価方法
見た目の盛り上がり方・筋繊維を押さえた時のテンション、硬さ・大転子の位置関係など総合的に評価していきます。
また一番わかりやすい方法は、腹臥位のまま股関節の伸展動作を行ってもらうことです。大殿筋に力が入っていない状態だと、本人の感覚で股関節伸展動作に「やりにくさ」を感じます。施術者側はハムストや大内転筋の代償動作も見抜いてくださいね。
今回は、坐骨神経の神経絞扼に対する評価方法の考え方を述べさせていただきました。この考えが日々の活動の一助になれば幸いです。
次回も坐骨神経のより詳しい評価方法をお伝えさせていただきます。
3年以上治らない腰痛・膝痛の専門治療院
〇どこの治療院に行っても変化がない膝痛
〇レントゲン検査でレントゲン検査で異常に出ない腰痛
などの症状でお困りの方は一度ご相談ください。
ーーーーーーー編集後記ーーーーーーーー
5ヶ月の息子がいつも横に寝ているのですが、毎朝顔を殴られておきます。しかもアラームなってから。「アラーム鳴ってるぞ、はよ起きろや~」っていわれてるみたいに、漫画みたいに腕をぐるぐる回すので、朝が苦手って方にはオススメです。
イメージ画像はネットからお借り
最後までお読みいただきありがとうございます。
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【日時】3/18(日)第1部9:30~12:00 第2部13:00~15:30
【場所】大阪リゾート&スポーツ専門学校1号館 1F TRルーム