出来ないものは出来ない、無理なものは無理。
前の会社では物のデリバリー業務をしていた。
営業担当が商談で発注を取ってくる。
難しい納期も、はいはい言って帰ってきてた。
それをやり遂げる事が彼らにとっての小さなプライド。
厳しい納期もバイヤーの為、会社と自分の評価
の為に頑張ろうと誓って帰ってくるのだろう。
結局残るものは工場に送る為の資材が資材屋から
出荷遅れになり、工場がとまり、納期が遅れ、
結局会社と自らの評判を落とし、携わった社員は
キリキリの時間制限に胃を痛め、ストレスを溜めた社員達。
私みたいなぺーぺーは、もうどうしようもなくなりそう
になったら上司に助けを求めればいいけれど、その
上司が仕事を取ってくるんだから、もうちょっと
そういう所を考えれるようにすればいいのに、と思ってた。
今の会社はここが違う。
上に立つ者が率先してこう言う。
「出来ないものは出来ないと言いなさい。
但し、希望納期をもらった次の日までに。」
何度も繰り返し言う。それほどに重要なのだ。
出来ないことが問題なのではない。出来ないのに
出来ると言って安請け合いする事が問題なのだ。
「出来ない」は決して悪いことではない。
人間誰しも限界はあるから。ただ、その場合の
「NO」の決断は一刻も早くしなければいけない。
きっと、もっと技術が上手になれば、口が使える。
「この商品の場合、こういう理由で資材入手に時間が
これだけかかりますし、こういうデザインですので
手間がこれだけかかります。ですから、御社の仰る
納期に間に合わせるには○日は頂きたい」と。
多少ハッタリで構わないのだ。それが言えたら部長クラス。