ずっと前に
あるカウンセラーさんが教えてくれたこと。
苦しくて何かを変えたい時や
したいことがある時、
against (~に反して)よりも
towards (~に向かって)で考える方が良いよ
と教えてくれました。
ああなりたくない
という思いよりも
ああなりたい
という思いを持って行動するのがいいよ
ということでした。
against (~に反して)で考えていると
あんな風に失敗したくない
ああなるのは嫌だという思いをメインにして
動くことになり、
「あれは避けたい」ということに
エネルギーを使うことになります。
でも実は
人は意識を向けたものに
向かってしまうことがあるので
「ああなりたくない」
と思っていると
「ああなってしまう」
ことがあります。
また、
「あの状態」
を避けることができても
結果は避けたいもの以外になる。
望む結果と少しズレた結果になることもあります。
ということで
towards (~に向かって)で考えると
望む未来に向かいやすくなるよ
というお話だったと思います。
例えば
貧乏になりたくない、とか
あの人みたいになりたくない
という思いよりも
こんなお金持ちになって
こんな生活をしたい、とか
あんな風に○○な人になりたい
と意識する方が
望みが叶いやすいよ
ということでした。
それを聞いてからは
towards (~に向かって)
で考えることを意識しています。
そしてこれと似た話だなぁ
と思うことを本で読みました。
一つは
松本ハウスさん
(ハウス加賀谷さんと松本 キックさん)の
『統合失調症がやってきた』
という本の中で
ハウス加賀谷さんが
状態が悪かった時は
「負の力」を使っていた
と書かかれていたことです。
「負の力」を使う、とは
人を恨んだり、
人を見返したい思いから
頑張るということでした。
そして
「正の力」とは
楽しいことをしたいとか
感謝の気持ちを持って頑張る
というようなことだったと思います。
ハウス加賀谷さんが
「負の力」を使うことを止めて
「正の力」で生きていくようにして
病状も良くなったそうです。
マイナスな要素を避けるために
頑張るのではなく
なりたい自分になりたい
望む未来に向かいたい
という思いで行動した方が
良かった
ということだったのかな、思います。
もう一つは
須王フローラさんの
『花を飾ると、神舞い降りる』の中で
「不安由来」ではなく
「愛由来」に生きよう
と書かれていたことです。
未来に起こるかもしれないことを
心配して行動するのではなく
人はそのままでいい
と思う気持ちや
感謝の気持ちから行動したり
周りの人や自分への
愛から
そして自分の人生を大切にする想いを持って
正直に行動していくといいよ
ということかな、と思いました。
against (~に反して)で考える。
「負の力」を使う。
「不安由来」で生きる。
よりも
towards (~に向かって)で考える。
「正の力」で生きていく。
「愛由来」に生きる。
心掛けています。
この考え方が良いと思ったら、
意識してみてね
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