さー
今回でこのシリーズも完結だよ
本当引っ張ってすみません
病院へ到着。
診察時間外だけど、
受付に人がいるのね…なんて思いつつ。
「こんにちはー」
と挨拶すると
「あ、むち母さん!こんにちはー。
頑張って下さいね!!!大丈夫ですよー
赤ちゃん回りますよ!」
と、激励される。
顔を覚えてくれているし、
診察内容をスタッフ全員が
理解してくれているところは
この病院の良いところだと思う~
「ありがとうございます(T_T)
頑張りますーーー」
とお礼を言い
うるっとしながら
二階の産科エリアへ…
はーーー怖いーーー
ぐるぐる
ラウンジで母と別れ、
LDR室へ移動。
やばいー来ちゃったよー
怖いよーーー
回るかなーー
そここそぐるぐるだよーーー
LDR室では
BGMをかけてくれたり、
リラックスするように
助産師さんが色々してくれる。
私服のままベッドに寝て
NSTスタート。
血圧チェックなども同時に。
…帝王切開になったら
着替えるんかな…
そんな余裕あるのかな
?と
少し冷静になってきた自分に気付く。
NSTの心拍音って落ち着くよね。
赤ちゃんがお腹の中の音に似た
がさがさって音が好きと言うけれど、
母たちは逆に赤ちゃんの心音に癒されてるよね。
助産師さんに
先生たちが来るまで
そのまま待っててね~と言われ
30分のNST中ウトウト…
緊張でちゃんと眠れてなかったから
ちょっとありがたい時間だったな。
結局1時間弱後に
先生がそろって
外回転術スタート!!!
院長+副院長の二人がかりで
回すよ~
LDRのベッドを頭側を低くした斜めにしていて
肩を助産師さんが支えてくれている。
その体制になったときに
お腹の赤ちゃんが
胃の方にずるっとずれたのがわかった
そしてもう1人、
ぱいせんの方のママ友が助産師さんで働いていて、たまたま出勤日だったので
手を握ってくれていて。
VIP待遇でお送りしまーす
ってみんな笑ってて。
わーいありがとーございまーす
って言ってたのも束の間。
そんな余裕ないから!!!
大人二人が
自分の内臓(例え方よ)を動かそうと
お腹をぎゅーぎゅー押してくるのよ。
本気の力で。
その間助産師さんが
力抜いてーーー
ふーーーってしてーーー
終わったら何食べるか考えようか?
むち母さんは何が好きー?
とか言ってくるの。
もちろんリラックスさせようとなんだけど。
でも、それどころじゃないから
なんでもいいよー
食べられるなら。
帝王切開じゃないなら
なんでもありがたいさーーー
って言う心の声。
実際は
押し殺したような声で
「な…何にしよう…かな…」
律儀か。
て言うやり取りもあり。
が、
すんごーーーーーーー!!ーーーーーーい
いたーーーーーーーーーい
んーーーでも赤ちゃんも頑張ってる。
これが成功すれば
もうちょっとお腹で育てられる。
帝王切開じゃなくなる。
だから我慢我慢…
でもいてーーーーーーー
力抜いてーーーー
ムリムリムリ
ふーーーふーーーー
いたーーーーーーい
やばい…痛すぎて意識飛びそうって
こう言うことか…
ホントにしむーーーーー(*_*)
そんな時間が多分15分くらい続いて。
「回ったーーー!!!」
「やったねーーー
おめでとーーー!!!」
みんぬが喜んでくれて。
良かったーーー
ありがとうございますーーーって言いながら
涙が出てきました。
ホントに良かった。
痛かった。
見ると、院長先生の手がめちゃくちゃ震えてる。
そうだよね。
やる方も大変だわね、
諦めないでくれて
本当に感謝
という訳で、
無事に
逆子が治りました。
外回転術は
普通は妊娠37週とかではやらないのかな。
もっと早くにやるんだと思います。
私はたまたま
37週でいきなり逆子になってしまったので
こう言うことになってしまったけど、
赤ちゃんが小さい方が回しやすいって言ってました。
でも、
私の場合は
逆子になってから2日しか経っていなかったので、
まだ回る!やろう!となったらしいです。
お尻が骨盤にはまってると
もう回らないと、そのまま帝王切開になることがあるみたい。
これから外回転術を受ける方、
びびらせてごめんなさい。
成功しますように!!!
ちなみに
後日談で聞いたのだけれど、
同意書には
外回転術は5割の成功率って書いてあったのに
私の前に受けた4名
回らなかったらしい。
5割じゃないじゃん(*_*)