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『マジック・ラビット』
アネット・ルブラン・ケイト 作
岡田 淳 訳
BL出版
これもなんだかすごくリアルなお話なんですね。
設定は絵本らしくちょっとありえないことを描いているんですけど。
手品師と助手のウサギの話です。
ただ、なんだかこわいくらいに、ありそうもないことが、リアルに迫ってきます。
手品師とウサギがどれほど仲がいいか。
いつも一緒にいるのが、あたりまえなんですね。
それが最初からすごく伝わってきます。
手品師の家で二人でくつろいでいるのを見ても。
小さな散らかったアパートで。
でも、野外で帽子からウサギが飛び出すマジックをするとき、うしろの大道芸人とぶつかっちゃった!
ウサギは、その拍子に飛び出して、犬に追いかけられて、逃げ出した!
ちょっとした描写がリアルなんですね。
ウサギは車がびゅんびゅん通る道路を、何とかすり抜けて、人の後についていったら公園にきた。ビスケットのかけらをもらったりした。
これ、まいごだから、こどもは、まじでこわいんじゃないかな。
でも、最後は大丈夫ですからね。
絵本ですから。
どんなにウサギにとって、手品師にとって、相手が大事な存在か。
でも、ぜんたいに湿ってなくて、どことなくクールな絵本なだけに、
ぐっときますね。
何も言わずに抱きしめていましたよ。
どうしてまた巡り会えたんでしょう。
マジックの星が決め手でした。
なんかそこがしゃれてていい。
ああ、わたしは少しクールな絵本が好きですよ。それと夜が描かれた絵本。
やさしい大好きなママとかわいいこどもというのは、ちょっと苦手なもので。
そういう幸せが苦しいこどもにやさしい絵本だなと。いや大人にもね。
また、今日も夜もふけました。
毎日の繰り返しです。そうこどもがいってました。ねてまたおきると。
更新頻度が…。みなさん、これからもよろしくお願いします。まだまだ書きます!

