札幌から見る広い北海道の地域性、地質・凍結深度と住宅 | アークホームのブログ

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先日、函館で早くも桜の便りが聞かれました。

日本は、縦に長いといわれますが、北海道はそれを代表するように季節が移っていき
ます。



この移り変わりは季節だけでなく凍結深度や地質もバラエティーに戸でいる気がしま
す。



札幌においては、住宅を建てようと考え始めた方は、杭工事という言葉を聴いたこ
と、知っている方もたくさんいらっしゃると思います。

この杭工事も北海道の地質の特性といえるかも知れません。



この軟弱地盤は水分を多く含んだ泥炭地が原因ですが、これは、積雪寒冷地で枯れた
植物が寒さと雪で十分に分解されずに堆積してできたもので、本州ではほとんど見ら
れないそうです。

泥炭地の面積は20万haと多いといわれますが、広い北海道の面積からすると、わずか
2.4%にしか過ぎません。それも、海岸側、特に札幌北部から留萌・旭川に向けて伸
びています。地域によっては、ほとんど杭の心配が要らない地域もあります。ただ、
札幌に住むわたしたちにとっては身近なものです。



もうひとつ北海道の大きな特徴のひとつに凍結深度があります。

札幌の凍結深度は60cmですが、仕事をした当初は日本全国みんな同じ深さの基礎を
掘ると思っていましたが、暖かい地域になるとベース(倒れないように少し巾の広い
基礎)の上にすぐ土間コンを打っても大丈夫だそうです。

パッシブの住宅は深さと地中の暖かさを利用していますが、暖かい地域になるとまた
違った方法をとっていきます。

ちなみに深い地域では、道東で120cmと札幌の倍のところもあれば、道南は暖かい
ので50cmと浅くなっています。



他にも北海道の特徴としては積雪量がありますが、その話はまた、今度にしたいと思
います。

          

         アークホーム1級建築士事務所            設計室
一同