小春日和の山の辺の道散策 (1) | Archive Redo Blog

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DBエンジニアのあれこれ備忘録

 

奈良の山の辺の道を桜井から奈良までフルコースで歩いてきました。

 

 

 

桜井駅から北に歩いていくと、大和川に出ます。

 

向うに見える山は三輪山です。

 

山の辺の道は、この奈良盆地の東側にある山裾をなぞるように続いています。

 

 

 

大和川の川岸にある仏教伝来の地の碑。

 

このあたりは”しきしまの大和”と呼ばれる古代大和朝廷の中心地だったそうです。

 

難波津から大和川を遡行してくる舟運の終着地で、百済の使節がここに上陸し、仏教が伝えたのだとか。

 

 

 

厳重に守られている金屋の石仏。

 

 

 

平安から鎌倉時代の作で、右が釈迦、左が弥勒だと推定されているそうです。

 

 

 

平等寺。

 

 

 

聖徳太子の開基と伝えられるそうです。

 

 

 

大和国一の宮、大神神社(おおみわじんじゃ)。

 

三輪山を御神体とする神社で、三輪明神とも呼ばれています。

 

 

 

巳の神杉。

 

 


紅葉はもうこういう赤くなりきらないもみじだけ。

 

 

 

なで兎。

 

 

 

大神神社から少し北に歩いたところにある狭井神社(さいじんじゃ)。

 

ここは大神神社の御神体の三輪山への登拝口になっています。

 

拝殿の右手で受付をしていくつかの約束事を守って登る必要があるのですが、以前登拝したことがあるし、今日はまだまだ先が長くあまり時間を掛けられないのでやめておきます。

 

 

 

拝殿の裏に回ると薬井戸があり、ご神水をいただくことができます。

 

まろやかでおいしいお水です。

 

 

 

石畳の道。

 

狭井神社を過ぎると、少し静かな里歩きになります。

 

 

 

桧原神社。

 

 

 

このあたりからは、至るところに無人販売所があり、みかん、柿、ゆずなどが大体100円で売られています。

 

いろいろ買いたい人は、100円玉を多めに持っておきましょう。

 

私は、今日このタイミングでは100円玉1枚しかなかったので、歩きながら食べれるみかんのみを買いました。

 

 

 

少し高台に登ってくると、西に二上山から葛城山の山並みがきれいに見えます。

 

 

 

青空の下、田んぼに、柿やみかんの畑が広がるのどかな風景の中を歩いて行きます。

 

 

 

少し残っている紅葉もあり。

 

山の辺の道で一番気持ちいいのはこのあたりですかねぇ。

 

 

 

このあたりから古墳群が多くなってきます。

 

大きくて全体像がよくわかりませんが、景行天皇陵。

 

 

 

その隣にあった小さな古墳。

 

これはわかりやすい。

 

 

 

こちらは崇神天皇陵。

 

 

 

長岳寺に到着。

 

ここは紅葉の名所ですが、2、3年前に訪れたので今回はパスしました。

 

 

 

その長岳寺の入口には天理市トレイルセンターがあります。

 

レストランもあるので、お昼時であればここで昼食というのもよさそうです。

 

 

 

山の辺の道のところどころに点在する歌碑。

 

こちらは柿本人麻呂の歌碑。

 

他の人の歌碑もありますが、柿本人麻呂率が高めです。

 

 

 

この案内板、燈籠山古墳とありますが、どうやら後ろの墓地は前方後円墳の方墳の部分が墓地になっている模様。

 

お墓 on お墓。

 

 

 

自衛のために周囲を濠で囲んだ竹之内町環濠集落。

 

今はもう濠の一部しか残っていないようですが、わずかにその名残が感じられます。

 

 

 

古い町並みが残っているところ。

 

 

 

桜が満開。何桜だろうか?

 

 

 

お、道にニワトリ。

 

石上神宮に着きました。

 

 

(2)へつづく...