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暖冬の今年としては最大級に冷え込んだ週末、用事ついでに武庫川の甲武橋周辺を散策してみました。

六甲山も山頂付近がうっすらと白くなっています。
六甲行けばよかったかな...ちょっとくらい霧氷が見れたかも。

そんな寒い中でも身近な鳥たちは元気です。
河川敷の木にひしめき合う雀。

カワラヒワ。

シジュウカラ。

エナガ。

甲武橋の北側にある髭の渡し跡。
江戸時代、西国街道の武庫川の渡し場があった場所です。
この渡し場の近くの街道沿いに髭をはやした老人が営む茶屋があったから髭の渡しと言われていたそうです。
その名残か、近くには髭茶屋というバス停があります。

このあたりのあちこちで見られる栴檀の木。
葉が落ちた後も残る実が、遠めに見ると花が咲いているよう。

栴檀の木の枝に止まったツグミ。
食べに来たようではなさそう。
これだけ実が残っているというのは、鳥があまり好んで食べないのでしょうか?

ただ、ムクドリは好きなのかも。別の場所で盛んに実を啄んでいました。

髭の渡し跡は、コスモス園になっていて、毎年11月上旬には多くの人で賑わいますが、今は散歩の人をチラホラ見かける程度。
なぜか、桜が狂い咲きしていました。

甲武橋から左岸を北上し、武庫川新橋を渡り、右岸を南下。
天王寺川という支流との合流地点あたりで、カワセミを見かけましたが、その他には、珍しい鳥は見られず。
川には水鳥が見られますが、あまり興味なし。
これはヒドリガモでしょうか。

甲武橋まで戻って来ると、イカルの美しい声が聞こえました。
樹上を見てみると、1羽だけいました。
すぐに飛び去ってしまいましたが。

最後に、昨シーズン、キクイタダキが来ていた松林まで行ってみると、今年もいました、キクイタダキ。
このあたり、武庫川の河川敷でも松が多く、また、比較的人が少ないので居心地がいいのでしょうか。

メジロ、エナガ、シジュウカラなどと混じっていて、紛らわしかったのですが、

見慣れてくると、飛び方、動き方、あとは他の鳥よりも高いところにいるというような違いで、すぐに区別できるようになりました。

ただ、それでもやっぱり動きが早く、追うのは大変です。

動きを追うだけでなく、明るいところ、暗いところで、都度、露出を調整するのが難しく、なかなか適正露出で撮れません。

前より黄色い冠羽を捉えた写真を撮れはしましたが、まだまだ満足いく写真が撮れません。
この日は、1時間ほど粘ってみましたが、昼を過ぎて、寒さが増してきたこともあり、ギブアップ。
またチャレンジしてみたいと思います。

キクイタダキを見続けて首が痛くなってふと見下ろしたら、ジョウビタキ♀。
なんて撮りやすいんでしょう。