あらぬことを 想像するのがすきです。

連休に入るなり、
哲学研究者の中島義道先生のご本を再読するのにハマっています。

「醜い日本の私」(新潮文庫)の一節、

江戸では初めて会った人に「初めまして」という挨拶はしなかった。…ご先祖さま同士が親しかったといった心持ちで相手に接すれば、初対面の人も遠い親戚のような親近感がわいてくる。
町衆たちは「先祖がお世話になりまして」という言い方をした。

ここを読んでいて
現代にこの挨拶が残っていたら

「先祖がお世話になりまして」
といいながら、名刺交換するのかなぁ!

と 想像(妄想)がはたらき、
何となく愉快な気持ちになってます。