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ArchitecTrip

世界建築巡礼

移動9日目。


アラスカに入国拒否されてしまった私達。


でも、オーロラはカナダでも見れる!


ということで、カナダを更に北上することに。
DowsonCityという町はオーロラが見えることで有名らしい。


まずは一度、大きい街、ホワイトホースまで戻らないといけない。



今日は、久々私の運転で出発。


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どーーーーーーーーーーーーーーんと落ち込んだ気持ちも、カナダの大自然が癒してくれる。


しかし、道がガッタガタだ。


車が揺れると、私達の車は大変だ。


ナベが揺れうるさい。
吊るしたコップが飛んでく。
食材の入った箱が車内をすべっていく。


などなど。


なにより、後ろのベッド席がめちゃ揺れる為、酔う。


運転に気を遣う。




5、6時間でホワイトホース到着。


風が強くて、冷たくて、めちゃ寒い。

移動8日目。


快適なRVパークを昼過ぎに後にし、出発!!




カナダの出国ゲートはなく、気づけば、アラスカ入国ゲート。




私達の車がゲートに入ると、犬を連れた人が出てきて、車を誘導。
車から降りるように指示され、建物のなかに入るように誘導される。




どうも、他の人と違う扱いを受けてるように感じる。




きっと、ペイントだらけのヒッピーバンだから、何かしら、疑われてるのかしら。


と思い、指示に従い、ポケットの中、ウエストポーチの中を見せる我々。




勝手に外のトイレに行こうと席を立つと、「勝手に動くんじゃない!」とばかりに怒られた。


男性陣がトイレに行きたい。
と、告げると、係員に付き添われ、扉を開けたまま、用を足したらしい。
そして、流そうとしたら、「流すんじゃない!!」と、怒られたらしい。




私もトイレに行きたかったが、その話を聞いて、我慢した。




その間、車はどこかに動かされ、入念に調べられてる様子。


そんなに調べても、何も持ってません。


でも、そんなに調べられると、何か出てくる気がして、ドキドキします。


係員が戻ってきて、これはなんだ?と持ってきたのは、洗濯の時に衣服と一緒に洗うと洗剤要らずでエコロジーな「木の実」。


英語で説明するのが死ぬほどメンドクサイですが、「洗濯用の木の実です。」というと、割と簡単に引き下がった係員。




そして、長ーい間待たせれ、、、、




省略して書くと、結果、、、









入国拒否!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!








がーーん!!!!!!!







完全に私達の不注意だ。


なんて厳しいんだ。
アラスカも、アメリカなんだ!と痛感。





その後も、いろいろ手続きのようなものがあり、7時間もその場に軟禁状態。


長かった。すごく長かった。

精神的に疲れた。





やっと、開放されたものの、今度はカナダの入国ゲート。
ちゃんと入国させてくれるのか、だいぶ心配だった。


いろいろ質問されて、日本へ帰る際のチケットの提示を求められたり、、、


なんとか、カナダに舞い戻り、再び、朝のRVパークに到着した時には23時近く。





疲れた。




どーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーんと気持ちが落ちた、8日目。



これからどうしよう。



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↑アラスカ。

移動7日目。


大きな街、ホワイトホースを後にして、更に北上していく。




景色がとても綺麗で、見ているだけで楽しい。


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↑湖の色が途中で変わってた!


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大きな湖。
大きな山。


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少しずつ、葉っぱが黄色くなってきた。


この辺りの木は、もう紅葉を始めていた。




国境手前の小さな町に着いた時にはもう20時近く。


なので、国境越えは明日することに。




今日はRVパークに宿泊。


カナダの多くの人はキャンピングカーを持っていて、テントを張ってキャンプするより、キャンピングカーで旅行する人が多い。


その為、RVパークという車のキャンプ場のようなものがたくさんある。


車に繋げれる電源、水が、各サイト1つ1つに付いていて、とても便利。




しかも、ここのRVパークは1泊15ドル(車1台につき)と、とても安い!
しかも、シャワー無料!ネット無料!コーヒー無料!!




なんと、7日振りにシャワー!!




めちゃくちゃさっぱりしたーーーーーー!!!!!!!!!!!


明日は清潔な体で国境越え。

移動6日目。


今日はごうすけくんの運転。


やはり、彼の運転が一番落ち着く。




途中、青くて、とても綺麗な湖に止まって休憩。


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ほんとかどうか知らないけど、カナダは人工より湖の数のほうが多いらしい。


でも、ほんとにそれぐらい、毎日幾つもの美しい湖が見れる。






ごうすけくんがぶっ飛ばしてくれたおかげで、私達はBC州を抜け、ユーコン州のホワイトホースという街までこれた。


今までの大自然が嘘のように大きな街だ。


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ここの大きな公園で宿泊。


トイレはあるのに水道がない。


あと、一日ぐらいで国境に行けるみたい。


わくわくしてきた。


そろそろ、お風呂に入らないとホントに危険、な6日目。

移動5日目。


山がきれいに見える公園で目覚め。


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今日はもとしくんの運転。




ちなみにもう一人の男子メンバーのコビッチは運転免許を持っていないので、運転できない。


日本に帰ったら、すぐに免許を取得して頂きたい。




今日は、前の席に座ってたもとしくんとごうすけくんは熊を見たらしい!!


道路沿いにいたんだとか!!


しかも2匹も!!





「熊だーーーーー!!!!!」





と叫ばれて、窓の外を見た時にはもう通り過ぎていて、私は確認できず・・・


熊、超見たい。


車に跳ねられて、死んでる熊も見たらしい。


かわいそう。





だんだん、辺りの自然が深くなってきた。


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深くなるにつれて、大自然を感じ、自然の中に、人工的な道路があって、何だか妙な気持ちになった。


自然のなかに、道路がある景色がなんとも不自然に感じてしまった。


自然の中を、走らせてもらってる。


私達がお邪魔してる。


そんな感じがした。




道路がなかったら、熊も、車に跳ねられて死ぬことはなかっただろう。


でも、道路がなかったら、この辺りの町の人は不便だ。


私達も、こうしてアラスカに向けて車を走らせる事は出来ないだろう。




だんだん自然が深くなっていく。


車が少なくなっていく。


道が細くなっていく。


夜は小さな町のガソリンスタンドの脇で眠る。



自然と人間との共存とは、なんぞや。


5日目、終了。