18,Aug,Keremeos | ArchitecTrip

ArchitecTrip

世界建築巡礼

ナクスプの後、仕事を探して、オカナガン湖の北の街、サーモンアームという町に行ったけれど、どこもチェリーは終わっていて、結局また南下してケレメオスに戻ってきた。



ケレメオスは最初に働いてたコーストンのすぐ隣の町。


ここにジョブセンターという日本のハローワークのような所があり、ここで仕事を探そうと行ってみた。


ジョブセンターのドアを開けると、そこには、またしても・・・




イケメンジョナサン!!




また会ったー!!


ジョナサンも就活中らしい。


仕事ないか、物色していると、ポールが来て仕事があったぞ!!
一緒に行こう!!


と誘ってきた。




ポールとは、昨日、ケレメオスに向かって爆走中に拾ったヒッチハイカーである。
ポールはサマーという女性と一緒にいて、動きが映画に出てきそうにコミカルでオーバーで落ち着きのない、世話焼きのお兄さんである。


そんな世話焼きポールは、自分の見つけた仕事に私達4人も誘ってくれた。


そして、世話焼きポールとサマーを乗せて、その仕事先の畑へ向かう。


ArchitecTrip-os



場所はOsoyoosという隣街だ。


仕事の内容はプラムピッキング。
大きな箱を埋めたら1箱25ドルらしい。
1週間ぐらい働けるらしい。


畑で待っていると、インド人オーナーのジアンさん登場。


来てそうそう、働けることに。



まだ心の準備も出来てないし、説明も満足に受けてないのに、箱を渡され、ピッキングすることに。


言われるがままにプラムピッキング開始。


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プラムはチェリーより取りやすい。


・・・けど、箱が大き過ぎてなかなか埋まらない。


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しかも、トイレ行きたくなって、トイレはどこかと聞くと、


「無い。今日は忙しいから、明日の朝持ってくる。」


え?野ションしろってことですか。


プラムにかけてやろーかと思った。


ので1箱埋めたところで、みんなで湖のビーチへ。




さっぱりして、帰ると事件は起きた。




みんなが畑で騒がしくしているので見に行くと、サマーとサマーの女友達が犬を抱きかかえて、インド人労働者に何やら講義している。


どうやらその犬はここのファームで働いてるインド人の犬らしいが、連れて帰る際、嫌がる犬を言うこときかす為に殴ったのだそうだ。


それを見たサマーは犬を抱き、庇い、反論!!


「この子は何も悪くない!どうして殴るんだ!」と。


「これは俺の犬だ!お前には関係ない!こっちによこせ!!」


「だめよ!また殴るんでしょ!この子は神の子よ!殴るなんて許せない!」


「俺の犬だろ!かんけーねー!」


「自分のだったらあなたは子供も殺すのか!」


「そんなことしない!」


「そうよ!この子も一緒よ!殴っていいわけないわ!!」


英語がわからないけど、そんな感じで激しく口論になってしまった。


実際、私が仕事中に見たのは、犬を畑用の小さい車で追い掛け回すインド人子供。


木の棒で犬を追い掛け回す、インド人子供。


文化の違いかもしれないが、ちょっと行き過ぎな遊びに思えた。


きっとサマーもそれを見ていて、怒り爆発したんだろう。


結局、「犬は渡さない!」というサマーにインド人は諦めて帰っていった。



サマーの勇気はすごい。


しかし、今後、どうなるんでしょう。


とりあえず、犬は嬉しそう。犬、可愛がってあげて欲しい。