昨日、ご近所のおじいさんから「うちの倉庫で野良猫が子供を産んだのですが、どこか引き取ってくれる所はないでしょうか?」と相談がありました。それで私が複数の動物愛護センター等に問い合わせしたのですが、「母猫が一緒にいるのなら・・・」「怪我をしていないのなら・・・」「野良猫だと・・・」と全て断られてしまいました。そしてそうこうしている最中、母猫が1匹だけを連れて倉庫から逃げてしまい、三匹の子猫だけが残されてしまったのです。数時間待っても母猫は再度現れず、改めて最寄りの施設にその三匹の保護をお願いしました。しかし「連れてきてもらっても構いませんが、殺処分の承諾が条件です。」と言われてしまいました。止む無く、ダメもとで遠方にある神戸市の施設にお願いしてみたところ「明日の朝、生きていたら連れてきてください。きちんと育てて、里親が見つかるまでお預かりします。」と言ってもらえたのでした。倉庫に何度も子猫の様子を見に行ってくれた弊社女性スタッフ、一晩中子猫の横で添い寝をしながら世話をしてくれた高2の長女、そして神戸市職員・・・・こうした多くの人間の願いによって、小さな三つの命が救われました。私自身も昨日からこの件で自分の仕事が止まってしまったのですが、結果的に思い出深いとても良い一日となりました^^)