「この団地は姥捨山や」ここ数年、この言葉を何度か耳にした。
人口は求心力の強い首都圏に流出し、それ以外の県では都市部においても過疎が進行している。
第一の住処を棄て、第二の住居へ移り住むことを良しとする習慣は、日本中で高齢者だけの世帯或いは空家を作り続け、それらを置き去りにしたまま、人々は次の場所へと移動を繰り返す。そもそも市街化区域の設定範囲が広い為、わざわざ古い場所を再開発、再利用しなくても良いということになる。
核家族或いは一人世帯が一般的な現在、旧物件再利用の補助政策やそれへの誘致など、行政がイニシアチブをとって活用を進めないと、姥捨山は増え続けるだろう。
人口は求心力の強い首都圏に流出し、それ以外の県では都市部においても過疎が進行している。
第一の住処を棄て、第二の住居へ移り住むことを良しとする習慣は、日本中で高齢者だけの世帯或いは空家を作り続け、それらを置き去りにしたまま、人々は次の場所へと移動を繰り返す。そもそも市街化区域の設定範囲が広い為、わざわざ古い場所を再開発、再利用しなくても良いということになる。
核家族或いは一人世帯が一般的な現在、旧物件再利用の補助政策やそれへの誘致など、行政がイニシアチブをとって活用を進めないと、姥捨山は増え続けるだろう。