まず、太陽の場合。

太陽はやがて膨張、巨星化し、地球の軌道を超えて火星まで呑み込み、その後ガスが抜けると自身の重力で縮み始め、現在の100分の1まで小さくなってしまいます。これはほぼ、地球のサイズです。この星の芯だけになった状態を白色矮星といいます。この時の太陽の重さは1C㎥の角砂糖の大きさで1.5トンになります。地球上の物質の質量は1c㎥で数グラム程度。手のひらに乗せた角砂糖2個で3トンって・・・すごいですね。


白色矮星は、最初その驚異的な密度のために1万度の高温になりますが、もう光エネルギーを作る働きがないので、明るさは元気な頃の1万分の1しかありません。しかも余熱で光っているだけなので、そのうち冷えて光も完全に消え、最後は真っ暗な小さい黒色矮星としてその一生を終えます。

ビックバンから150億年。宇宙は光ってないし、小さいので観測できていないが、たくさんの黒色矮星で満ちています。


太陽は平均的なサイズの星なので、太陽を基準に比べてみると・・


太陽の半分以下の重さの星、特に巨星化することもなく、単に芯だけが残って地球サイズにしぼんだ白色矮星になります。重さは1c㎥あたり平均1~10トン。

太陽の2倍までの重さの星、膨らんで赤色矮星になり、やがてガスが抜け、これまた白色矮星になります。

太陽の3倍以上の重さの星、赤色矮星となった後、最後に芯を残して大爆発します。これを超新星爆発といいます。この時の放出エネルギーは広島型原子爆弾の40000000000000000000000000個(4000兆×100億個)以上が同時に爆発した量に匹敵します。

その後直径約20キロに収縮した芯は、もとの質量が重かった分、自分の重力で押し潰され白色矮星よりさらに高密度(水の1000兆倍)の中性子星になり、1C㎥あたりの重さが10億トンを越えてきます。半径が10kmの中性子星の場合、重力は地球の1300億倍、磁場は地球の1兆倍です。

太陽より10倍以上の重い星は、中性子星がさらに星の中心へ向かって無限に小さく潰れ続けて、最終的に姿を消して宇宙空間に重力だけが残ります。これがブラックホールです。


ブラックホールは超巨大重力のため、光も一度入ったら出てこれない宇宙の穴です。目に見えないのに何故存在がわかるかというと、吸い込まれていく星やガスが、断末魔のごとく強いX線を放つからです。


大きな星ほど中心部の温度も圧力も高いため、一気に水素を使い切って速く死にます。太陽は100億年の寿命といわれますが、太陽の20倍の重さの巨星だとわずか1000万年の短い命です。一方太陽より10分の1しか質量のない小さな星は、燃料をゆっくり燃やすので3兆年も寿命があります。

今、夜空を見上げて見える星の半分はすでに何度か生まれ変わった星だといわれています。


おまけで恒星の大きさ比較


最新の学説では、デネブは太陽の200倍、アンタレスは800倍と言われています。脅威的なのはケフェウス座のガーネットスターやVVは、1500倍あるらしく直径がなんと土星の軌道に匹敵する超巨大怪物星です。

スケールのでかさに笑ってしまいますね。



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