昨日の続きから・・・


1兆分の1秒後、宇宙が広がるにつれ温度が下がります。火の玉は千兆度になり、陽電子が誕生します。

0.00001秒後、1兆度にまで温度が下がり光子が分離します。素粒子(クオーク)が結合し陽子と中性子が生まれます。その時の宇宙の大きさは太陽系ほど。

0.01秒後、1000億度の「光の海」を大量の光子、ニュートリノ、電子が飛び交います。

1秒後、100億度。このときの宇宙の大きさは銀河系の100万分の1ほどです。まだ、素粒子のスープ状態です。

3分後、10億度まで下がった時点で陽子と中性子が結合し、初めて原子核が生まれます。宇宙誕生から最初の3分間でこの世界の基礎が出来上がりました。

(カップ麺と同じですね)

そして、一気に10万年後、宇宙に目新しい変化はなく。まだ、1万度と高温のため熱すぎて原子核は原子になれません。(電子と結びついてもすぐ分解してしまいます。)

30万年後、宇宙の温度は3000度程度まで下がり、原子核(+)が自由に飛び交っていた電子(-)と合体し、元素の記念すべき第一号「水素」が生まれます。電子が安定したことで宇宙が透明になり、光は電子に衝突せず直進可能になりました。


宇宙も人体も成分の大半が水素です。最初に出来たのが水素というのも興味深いですよね。一番古い、最も簡単な元素から、複雑な人類が形作られる奇跡。水素が元ですから人体の7割が水というのもうなずけます。太陽も水素の球だし、動植物は水なしでは生きられません。自分の体が137億年前に誕生した物質で構成されているとは、ロマンを感じます。

(現在の宇宙も7割が水素です。地球の海と陸地の比率も7対3。人体の7割が水分という比率は偶然でしょうか)


1億年後、宇宙の大きさは現在の約100分の1程度


10億年後、宇宙が広がるにつれて重力にムラが出来始めます。重力の強い場所へ水素原子が集まり星が誕生します。さらに星は集団を作って銀河になります。水素を燃やし尽くした星は、その内部で核融合反応を起こし、水素→ヘリウム→炭素→窒素→酸素と軽い元素から順に次々と生み出していきます。

ヒトの身体は水素、炭素、窒素、酸素の4大元素で95%以上が出来ているが、これらの元素は140億年前、既に宇宙に存在していたんですね。つまり、ヒトの身体は材料がそろってから127億年がかりで宇宙が作り出した作品の一つなんですね。

ここにもロマンを感じますね。


50億年後、銀河系が生まれます。そして、100億年後、太陽と地球や他の惑星が誕生します。現在宇宙空間の温度は-270度で、もうこれ以上低くならない絶対零度(-273度)から3度高いだけです。現在も宇宙は膨張を続け、絶対零度に向けて下がり続けます。


以上が最新の宇宙学説による宇宙史です。



次回は宇宙の中の地球の住所?について




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