約137億年前。宇宙の誕生以前、時間も空間もない「無」があった。無があるという言葉は奇妙だが、物理学の世界では「何も無い」=「プラスとマイナスの粒子が相殺されてゼロになっている」状態と考えます。つまり、「無」は何も無いのではなく、クオークよりも小さな粒子が絶えず「生まれては消える」ので、結果的にその揺らぎが無に見えるだけなのです。これなら、何も無いはずの「無」から、宇宙が生まれても説明がつきますね。


無から超ミクロの宇宙が生まれること、そこにある真空のエネルギーによって空間が膨張し母宇宙となりました。そこから、連鎖反応的に沢山の子宇宙、孫宇宙、ひ孫宇宙が生まれてゆく。私たちの宇宙はその一つです。

宇宙人の存在の可能性どころではなく、他の宇宙が無数にあるわけで、さらには、何度も母宇宙が生まれる可能性もあります。同時期に誕生した他の宇宙には、私たちの世界と全く同じ世界(パラレル・ワールド)があるかも。母宇宙と子宇宙とは「ワームホール」という空間で繋がっているとされています。


誕生時の私たちの宇宙の大きさは0.000000000000000000000000000000001cm。空間が出現した瞬間、時間が流れ出す。

時間は0.00000000000000000000000000000000000000000001秒、これは物理学の最小単位から始まったそうです。つまり10ー44秒ずつ時間は進んでいます。これ以前に時間は存在しない。続いて、重力が生まれました。真空のエネルギーが満ちていた初期宇宙は、光速をはるかに越えるスピードで急激に膨張し始めます。(宇宙のインフレーション)。宇宙は1秒の1兆分の1をさらに1兆分の1にして、またさらに10億分の1以下にした、とてつもなくわずかな時間の急膨張で、一気に直径1cmになりました。

※この膨張率を別の例に置き換えると、1ミリのゴマが1000億光年の大きさになったようなものです。


急膨張が収まると、真空のエネルギーは膨大な熱エネルギーとして開放され、宇宙は火の玉になりました。(1cmなのに100兆×100兆度)。

これがビックバン=宇宙超大爆発です。 ドンッ


次回は1兆分の1秒後の宇宙の広がりから書いてみます。




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