①生存率95パーセントの手術。
②20人に1人が死亡する手術。
どちらのほうが恐怖を感じますか?
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「20人に1人」と聞くと、「自分がその1人になるのでは…」と具体的なイメージが伴われるんですね。
内容的には両方とも同じことを言っているのですが、面白いことに、ほとんどの人が②の方より危険だと感じます。
このように表現方法の違いで、人は心的構成が異なり情報の取り方が全く違ってくるので、同じ選択しでも異なる結論を導くことがある。
これを「フレーミング効果」と言います。
人は、「プラス」か「マイナス」か、「損」か「得」かで判断する心理があります。
ですから、ご自分の商品をアピールするときは、「あなたにとってプラスですよ」{お得ですよ」という表現をした方が、脳はよりその良さをストレートに受け取ることができるわけです。
ちょっとしたテクニックですが、効果的な情報の出し方は覚えておいても損はないですね。