面白い小説なんだけど・・・・
食堂は、十字路の角にぽつんとひとつ灯をともしていた。私がこの町に越してきてからずっとそのようにしてあり、今もそのようにしてある。十字路には、東西南北あちらこちらから風が吹きつのるので、いつでも、つむじ風がひとつ、くるりと廻っていた。くるりと廻って、都会の隅に吹きだまる砂粒を舞い上げ、そいつをまた、鋭くはじき返すようにして食堂の暖簾がはためいていた。暖簾に名はない。舞台は懐かしい町「月舟町」。クラフト・エヴィング商会の物語作家による書き下ろし小説。
と言うような、なかなか味わいのある本ですが・・・
119ページに、主人公が住んでいるアパートの階段の記述がどうも納得出来ません!!
このアパートは6階建てですが(違法建築で7階は増築してあるらしい)階段の段数が6フロアーで36段しかないと書いてあります。
階高を最低限の2.6mと想定しても一段の高さ(蹴上)が43㎝になります。こんなのはアリエネ~ なのです。
ここを訪れた編集者氏の自宅は54段でワンフロアー9段・29㎝の蹴上です。これもアリエネ~ です。
そして勤め先の出版社らしき会社のビルは26㎝の蹴上だと・・・・
建築基準法違反ばかりです。
職業柄どうもこだわって、折角の良いお話が・・・・
・・・・このご時世に違法建築は いけんよ!!・・・・