ホームレスの実態に関する全国調査報告書の概要

平成19年4月6日

1 全国のホームレス数 

18,564人(25,296人)
15年調査より6,732人減少(▲26.6%)
(1) ホームレス数の多い都道府県

・大阪府 4,911人 (7,757人)
・東京都 4,690人 (6,361人)
・神奈川県 2,020人 (1,928人)

(2) ホームレスの多い市区

・東京都23区 4,213人 (5,927人)
・大阪市 4,069人 (6,603人)
・川崎市 848人 ( 829人)
・福岡市 784人 ( 607人)
・名古屋市 741人 (1,788人)
・横浜市 661人 ( 470人)
・京都市 387人 ( 624人)

2 ホームレスの生活している場所

・都市公園 5,702人 <30.7%> (10,310人<40.8%>)
・河川 5,653人 <30.4%> ( 5,906人<23.3%>)
・道路 3,110人 <16.8%> ( 4,360人<17.2%>)
・駅舎 910人 < 4.9%> ( 1,254人< 5.0%>)
・その他施設 3,189人 <17.2%> ( 3,466人<13.7%>)

IV 生活実態調査の概要

1 年齢の状況

○ 平均年齢 57.5歳(55.9歳) 15年調査より1.6歳上昇
○ 年齢階層

・40~49歳 10.6% (14.7%)
・50~54歳 15.9% (22.0%)
・55~59歳 26.8% (23.4%)
・60~64歳 21.2% (20.3%)

2 路上での生活
(1)路上生活の形態

○ 生活している場所が定まっている者は84.4%(84.1%)
○ 生活場所

・公 園 35.9% (48.9%)
・河川敷 31.8% (17.5%)
・道 路 11.1% (12.6%)

(2)路上生活の期間

○ 今回の路上生活の期間

・「10年以上」 15.6% ( 6.7%)
・「5年以上10年未満」 25.8% (17.3%)
・「3年以上 5年未満」 18.9% (19.7%)
・「1年以上 3年未満」 16.8% (25.6%)

        → 「5年以上」の者が41.4%(24.0%)となっている

(3)仕事と収入の状況

○ 仕事をしている者は70.4%(64.7%)
        → 主な内訳は「廃品回収」が75.5%(73.3%)と最も多い

○ 仕事による収入月額

・「1~ 3万円未満」 29.8% (35.2%)
・「3~ 5万円未満」 25.1% (18.9%)
・「5~10万円未満」 21.5% (13.5%)


        → 仕事をしている者の平均収入は、約4万円

3 路上生活までのいきさつ
(1)路上生活の直前の職業と雇用形態

○ 職業

・「建設作業従事者」(土木工、現場片付け等) 29.5% (34.2%)
・「建設技能従事者」(大工、配管工等) 18.3% (19.9%)
・「生産工程・製造作業者」 12.2% (10.3%)

     → 建設業関係者が約5割を占める

○ 雇用形態

・「常勤職員・従事者(正社員)」 43.2% (39.8%)
・「日雇」 26.2% (36.1%)

(2)路上生活に至った理由

・「仕事が減った」 31.4%(35.6%)
・「倒産・失業」   26.6%(32.9%)
・「病気・けが・高齢で仕事ができなくなった」 21.0%(18.8%)

4 健康状態

○ 身体の不調を訴えている者 50.2%(48.4%)
   → このうち治療等を受けていない者 65.8%(68.4%)

5 福祉制度

○「巡回相談員に会ったことがある者」 62.3%
   →「会ったことがあり相談した者」 35.9%
○「シェルターを知っている者」 61.9%
   →「知っており利用したことがある者」 13.1%
○「自立支援センターを知っている者」 66.3%
   →「知っており利用したことがある者」 9.1%
○「生活保護を受給したことのある者」 24.3% (24.5%)

6 自立について
○ 今後どのような生活を望むか

・「きちんと就職して働きたい」という者 35.9%(49.7%)
・「今のままでいい」という者 18.4%(13.1%)

○ 求職活動状況

・「求職活動をしている」者  19.6%(32.0%)
・「今も求職活動をしていないし、今後も求職活動
 をする予定はない」という者 59.8%(42.0%)




厚生労働省の平成20年度ホームレス対策予算案の概要

ホームレス対策予算 平成19年度予算額
32億8千万円
平成20年度予算案
30億9千8百万円

・・・・・だそうである。