そろそろ米国産牛肉 輸入解禁ですが


またまた、寄生虫博士:藤田紘一郎先生の本を読んでおりましたら、アメリカの

「ワシんとこの牛食え攻勢」に対する日本人の反応がおかしいと主張されておる

のです。


牛肉を食べている限り、人間は新型クロイツフェル病になることはないのです。

たとえ、食べる牛がBSEの牛だとしても、脳や脊髄、腸など、異常プリオンが集

積している部位を食べない限り、人間はヤコブ病にはならないのです。将来、牛

肉を食べても日本人から一人の患者も出ないことに対して、国中が大騒ぎしてい

るというわけです。

BSEの牛が日本で見つかると、テレビではBSEの牛がいた育舎を徹底的に消

毒している映像が映し出されます。しかし、ご存知の通り、(知りませんでした)BS

の原因の異常プリオンは、消毒しても煮沸しても消滅することはない物質です。

BSEに対して全く無意味な「消毒」が大々的にテレビで日本全国に放映され

たというわけです。このような消毒は全く無駄な経費を使うことになるだけです。


例えば、米国はBSEについて日本の求めている牛の全頭検は科学的根拠が

ない」と言ってきました。これに対して「またジコチューなアメリカ人がワガママを言っている」と、ほとんどの日本人が思っていることでしょう。(わしも・・)

しかし、アメリカの言い分の方が「科学的には正しい」のです。「全頭検査しても、リスクは減らない」からです。それにもかかわらず日本では年間四十億円という国費を使っているのです。


一部マスコミでは「水も漏らさぬ全頭検査を米国に求めるのは当然」などと報道

しています。テレビを観ていたら、ある有名な経済評論家は「食の安全が最優

先。経費がかかっても全頭検査は絶対守るべきだ」と口から泡を飛ばして語って

いました。しかし、「全頭検査をすれば安全」という考えは、明らかに間違いなの

です。

経済評論家にも、テレビの報道局のディレクターにも「見識・洞察力」として

の「サイエンス・マインド」が欠けていることを私は痛感しています。BSEについ

て、「牛の全頭検査をしても安全とはならない」根拠はいくつもあります。

一つは、検査法のウェスタン・プロット法の精度の問題です。異常プリオンが少

量の場合、検出できないことがあるのです。

二つ目は、検査する部位です。通常のBSE検査は延髄を調べています。しか

し、異常プリオンが脊髄に集中しているタイプや、延髄にはなくて腸に集中してい

るタイプが存在します。こんな場合は、全頭検査をしても見逃すことになります。

では、どうしたら安全性は確保できるのでしょうか。

答は、アメリカが主張しているように、異常プリオンが存在する危険部位を確実

に除去し、その部位は食肉用に使用しないことなのです。


十八万頭ものBSE感染牛が発生した英国でさえ、食べる牛については一切検査していないのです。(本当ですか?  調査してみます)

日本政府が全頭検査を導入したのは、BSEが発生した直後の二〇〇一年十月

のことでした。あのとき国民がパニック状態になり、とりあえず「理屈よりも安心

感」と全頭検査に踏み切ったようです。この時から「検査した牛は安全で、検査し

ていない牛は危険だ」という誤解が生じたのです。しかし、よく調べてみると、BS

E専門家の小野寺節・東京大学教授や厚生労働省の担当者は「最優先すべき

は全頭検査よりも危険部位の除去」と主張しているようで

しかし、農水省衛生管理課は「国民は全頭検査で安心を得ている。やめる状況

ではない」と安心感を強調し、つまり、政府は「国民にウソをついて安心させている」ということになります。そしていつの間にか「全頭検査=絶対安全」が日本人の「常識」になってしまったのです。

                   『えっヘン』 藤田紘一郎 著 講談社刊 \1,700 税別


長々と引用させていただきましたが、ここのところがヘンと言う先生の思いを多くのニッポン人に知らせる手助けと言うことで、先生もお許し下さることと勝手に判断致しました。


ワタクシ ケンタッキーフライドチキンと豚肉の生姜焼きとお魚さんしか食べませんから・・・残念カンケイナーイ ドクロ