3年前の話です

祖父がまだ健在の時に家族が祖父母に高級旅館の宿泊プレゼントをしたことが

あるんです

 

九州で有名な老舗高級旅館です

一泊10万以上する旅館だったので

私達の両親も叔母夫婦もさぞ”良い想い出”になると祖父母の帰りを待っていました

 

がしかし

祖父母が予定通りだと自宅に戻ったはずだけどまったく連絡もないので

心配して両親が会いにいくと。ちゃんと自宅に戻っていたそうです

でも元気がない・・

理由を聞いても言わない

しつこく聞いてようやく

祖母が申し訳なさそうに

「あのね・・・・旅館の個室にはそれぞれ庭があるのだけど私達の部屋の庭には古い井戸があって。。。

夜中静まり返ってる中で何かうめき声が聞こえてきて。。

空耳かな・・・いや違う。何だろうと思っていたら声が段々大きくなってきて 庭の方からだと思ったのよ

庭を見たら庭の井戸から女の幽霊がゆっくり出てきたのがハッキリ見えて・・・・

じいじを起こそうとしたけど大いびきで寝ていてまったく起きてくれず。。

そうしたら次の瞬間その幽霊が隣に来てて。。。

朝までずっとその幽霊が部屋の真ん中に居て金縛りになっていたのよ・・・・」

 

と。。。。

 

「え~!そんな貞子みたいな話があるの?」

って母が言うと

祖父は

「いや、幽霊なんてこの世にいる訳ない!ばあば疲れていたから夢と現実が分からなくなってただけ!おかしなことを言うんじゃない!せっかく招待してもらっているのに!」

 

祖母

「いや!夢じゃない!自分は大いびきかいて!役立たず!」

と祖父と祖母は大喧嘩になっていたそうでwww

 

しかし今でも祖母ははっきり覚えていて

「絶対夢ではない!私はそこまでボケてはいない!私も初めて幽霊を見たんだから!」と言い張っています

 

 

 

数値やデータ化された論理的に証明されたものしか信じない理系の私達

祖母と祖父のどちらを信じるかと言うと

 

 

 

 

 

 

断然

祖母です

 

絶対絶対幽霊いるよー!と話を聞きながらガクガク🥶ブルブルの私と弟でした