こんにちわ。店長です。
住宅ローンは固定(フラット35)と変動どっちがおとく?
お客様からよく質問されます。
先に結論を申し上げますと、「終わってみなければ誰にもわかりません。」が答えです。
今月(平成25年1月)のフラット35の金利は21年以上で1.99%~です。
フラット35Sだと当初5年(金利Bタイプの場合)さらに▲0.3%となります。
銀行住宅ローンの変動金利は2.475~2.675%ですが、優遇幅があり実行金利は、
0.775%~となっています。
ネット系銀行だと最安0.67%なんてのも存在してますね。
単純に金利だけ比べると、銀行住宅ローンのほうが金利が低いのでお得なのは当たり前です。
が、あくまでも変動金利です。
今後景気が回復していくと金利も上がっていくわけですが、といいますか、
金利が上がるくらい景気が回復してくれないと困るわけですが、
いったいどこまでどんなペースで金利が上がるとフラットのほうが得だったと思えるかですが、
シュミレーションしてみました。
3000万円を元利均等の35年で借りる場合です。
まずはフラット35Sです。
当初5年1.69%で6年目から1.99%ですと、
月々約¥94,672-の返済で6年目からは¥98,630-の返済です。
総返済額は¥¥41,184,892-となります。
フラットは団体信用生命保険料が別途必要です。
当初1年目の団体信用保険料は¥107,300-で総額¥2,123,000-となり、
合計額は¥43,307,892-となります。
銀行住宅ローンの場合は、最安金利ではなく、1.075%で計算してみます。
1.075%でスタートしてまずは3年目に0.5%上がり、その後は5年ごとに0.5%上がった場合です。
スタートは月々約¥85,738-の返済で¥92,369-¥98,286-と上がっていきますが
総返済額は¥43,272,301-となります。
スタートの3年間はフラットより¥8,934-安いのでその分と団体信用生命保険料の分を
3年間ためて繰り上げ返済すれば、さらに返済額を減らすことができます。
あくまでもたとえばの金利推移でのシュミレーションとなりますが、
この金利推移より緩やかであれば変動のほうが得だと言えるのではないでしょうか。
変動の金利も1.075%での場合ですのでもっと安く借入できる場合はさらにお得といえますね。
その他さまざまな条件や優遇などがございますので、上記の差だけでは判断できるものでは
ありませんが、参考になればと思います。
※ 尼崎市を中心に伊丹市、西宮市で新築戸建、中古戸建、中古マンション、土地の、
売買仲介と賃貸と管理を行っている不動産屋さんの店長の個人的な見解のブログです。