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私の好きなクライマーに、山野井泰史さんがいます。沢木耕太郎氏の『凍』というドキュメンタリー小説の主人公。本人も、『垂直の記憶 岩と雪の7章』という、タイトルで、執筆しています。ひたすら山に生きる人で、ピークハントではなく、いかに、美しいラインを引くか?
凍 (新潮文庫)/沢木 耕太郎

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垂直の記憶 (ヤマケイ文庫)/山野井泰史

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クライミングは、垂直もしくは、それ以上のかぶさったような岩壁に挑戦する登り方、岩肌の弱点(手掛かり、足掛り)を見つけて登っていくので、一見登れないような岩に、自分のルートを見つけることが、美しいのでしょう。
彼は、2002年に、ヒマラヤのギャチュン カン峰の北東壁に奥さんの妙子さんと挑戦し、彼一人登頂を果たしたものの、下山時に嵐と、雪崩に巻き込まれ、凍傷で、手足指10本を失う重傷を負いながら、二人で生還した強い精神力と、鍛えられた体の持ち主です。
現在も、クライミングの挑戦を続けていて、NHKでも、『白夜の大岩壁に挑む』というタイトルで、ドキュメンタリーが放映されました。
その、山野井さんの講演会を大阪で開催することが叶いました。
興味のある人は、
http://www.owafycf.org
まで、(7月10日頃までは、入れないかの知れませんが、)

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