6月後半に行ったアメリカ旅行の際の様子は、基本的にメルボルン・オークランド旅行記が終わってから開始する予定ですが、ネタ的にまだ旬なうちに、WSOPの話だけ書いておきたいと思います。

既にこれまでにも何度か紹介していますが、WSOP (←音に注意!)とは、World Series Of Pokerの略で、要は、ポーカーの世界選手権のこと。

毎年ラスベガスで行われており、今年は、5月末から7月半ばにかけて、全体で54のイベント(トーナメント)が行われています。

1口に「ポーカー」と言ってもいろんな種類があり、それぞれのトーナメントは一番安いもので参加費が1500ドル(レディースとシニアは1000ドル)~果ては5万ドル!となっており、それぞれ数百人から、最大では数千人といった参加者が集まって、その参加費をお互いに取り合う・・・というわけです。

参加費1万ドルのメインイベントでは、最終的な参加者数に左右されますが、優勝賞金は1000万ドル程度に達するはずです。

・・・私のような一般人が、今更ゴルフや野球、テニスをどんなに必死で練習したところで、そんな賞金を稼げるようには絶対になれませんが、ポーカーなら誰にでもその可能性がある、というわけ。

それでも、「そんな可能性の低いのに1万ドルも払えるかい!」と思うのが普通なんですが、数年前にはオンラインポーカーの超低額の予選から勝ち上がった人が頂点にまで上り詰めたもんだから、欧米ではそれ以降ポーカーが大ブームに。

去年くらいからは流石にちょっと落ち着いたようですが、それでも、以前に比べると膨大な数のプレーヤーが日々研鑽を積み、この日に備えているわけです。


で、私はというと、ポーカーをまともに始めて、まだ1年弱。

すっかりその面白さに嵌まってますが、かといって1万ドルも出してメインイベントに出る根性はありません。

と言うことで、5月の末に参加したイベント2と同様、今回の旅行期間中にピッタリだった、1500ドルのイベント41に参加してきました。

といっても、その時の様子はリアルタイムでご報告しているので、今回は写真をメインに。

これが、会場になっている、リオ・オールスイートホテルのコンベンションセンターの内部。

端っこなんてとても見えない広~い会場に、ずら~っとポーカーテーブルが並んでいます。

テーブルに着くと、こんなバンドを渡されて、手首に巻くように言われるんですが・・・。

一応、会場への入り口で参加者かどうかチェックするためのようなんですが、ほとんど機能していませんでした。

ちなみに、5月末の時には、テーブルに各自1本ずつミネラルウォーターが置かれていたんですが、今回はありませんでした。

今回のトーナメントは、スタートチップ3000点で、30分ごとに、リミットホールデムとノーリミットホールデムを交互にプレーする、ちょっと変わったもの。

最初の2時間は、とにかく苦しい展開で、中途半端にいいハンドが来るのでフロップを見に行くものの、ボードと全くマッチせずに打たれて降りる・・・の繰り返しで、一時期は1700点くらいまでチップ量が減少。

でも、2時間がすぎ、このハンドで最初の休憩に入る・・・というところでKKが入り、2500点くらいまで戻すことが出来ました。

それでも原点を割っていたんですが、次の2時間の間には、Kヒットでリバーまで相手のベットについていき、ガッツショットでストレートを引くなど、何とかチップを増量し、4時間終了時で6350点に。

この間にも、どんどん飛んで人数は減って、731人の参加者はもう300人程度になっていました。

この休憩中にTAIPAさん にお会いして、一息つくことも出来ました。

まだこの時点では、私のチップ量はアベレージを下回っていましたが、次の2時間は、88~JJのポケットペアが数回来て、これが素直に勝ちにつながったことで、16500点まで伸ばすことが出来、残り180人で初めて平均チップ量を上回ることが出来ました。

ちなみに、この休憩中に撮ったリーダーズボードの写真がこれですが・・・。

これがリアルタイムなら、このすぐ下に私がいたことになるんですが、ま、違うでしょうね。

この日のプレーはあと2時間。

1日目の通過が見えてきたので、ちょっと慎重に打っていたんですが、最後の2時間は結構いい手が入り、しかもそこに、チップ量の厳しくなった人たちが飛び込んできてくれて、上手いことチップをキープ。

一時期はQQがトップセットになって、テーブルチップリのオールイン(ブラフ?)を大喜びで受けて4万点前後まで増加しました。

その後、急に「手は入るのに、当たらない・・・」状態になり、結構減らしましたが、結局、30400点持ちでDay1を通過することが出来ました。

これは、1日目が終わった時に、自分のチップを入れる袋。

このチップですが、自分で数えて、その量を紙に書いて、袋に入れるんですが・・・。

ディーラーもフロアも、全然確認しないんですね。

信用しているといえば聞こえはいいんですが、問題おきないのかなぁ。

とりあえずその時点で、翌日の会場の部屋と新しいテーブル番号・シート番号を書いた紙をもらって、解散。

翌日に備えてホテルでとっとと寝ます。

初日は夕方の5時から夜中の2時ごろまででしたが、2日目は、午後3時から、ファイナルテーブルが決まるまで。

まずは、この時点ではまだ決まっていないけど、結構ラインが見えてきている入賞(インザマネー)を目指します。

ちなみにWSOPのイベントでは、参加者の1割程度に残ることが、入賞の目安になるようです(賞金の分配はトーナメントによって変わります)。
泊まっていたハラスホテルから会場のリオまでは、無料のシャトルバスで移動。

これはリオの玄関前のバス乗り場。

同じくハラスグループの、バリーズやシーザースパレスからもバスが出ているようです。

まずは腹ごしらえ・・・というところですが、大してお腹も減っていないので、スタバでこんなクロワッサンと、

飲み物をゲット。

左の缶コーヒー(?)、3.5ドルもします。

ただし、WSOPの参加者にはリオ内のレストランで使える10ドル割引クーポンがもらえるので、この時の支払いは全体で1ドルくらい。

これが、2日目開始時のチップ量。

三角形になっているのが、1本20枚の100ドルチップのスタック(一番奥の頂点が19枚しかない)、青っぽいのが500ドルチップ21枚で、計30400ドルです。

2日目開始時点で多分98人残っていて、入賞は72位からなので、後26人飛ぶのを待つ展開。

731人が72人になるということは、チップは1人で最初の10人分、つまり30000点持っていればいい計算になるので、このままピッタリ維持していれば間違いなく入賞できる計算になるんですが、そんな上手いこといくわけはなく。。。

ま、増やしたり減らしたりしながらも、決して大冒険だけはしないようにして、とにかく人数の減るのを待ちます。

現地時間で午後4時40分、残り人数が73人になって、ここから公平を期すため、ハンド・フォー・ハンドが始まります。

これは、普通は各テーブルで勝手にばらばらにゲームを進めているのを、1ハンドごとにゲームを止めて、全テーブルのゲームが終わってから次のゲームに移る・・・というもの。

最初、ビッグブラインド相当分しかチップを持っていないプレーヤーがいて、すぐに入賞が決まりそうだったんですが、そうもいかず、結局ここから最後の1人が飛ぶまで、30分程度かかりました。

でもその瞬間に、同じテーブルの見知らぬプレーヤーたちとともに手を叩き、握手を交わす、何ともいえない至福の瞬間を味わうことが出来ました。

ハンド・フォー・ハンドの間にゲームはリミットからノーリミットに変わっており、さらにこの日最初の休憩時間も迎えていましたが、ブラインドそのままで、ハンドフォーハンドで減ったゲーム数を補うため、後10分同じブラインドでゲームを続行するとのこと。

インザマネーが決定するとそこからは早く、その10分間の間に5人が飛んで、休憩に入ったときには残り67人になっていました。

こちらはその休憩中の会場の様子。

プレーヤーはエリアから追い出されてしまうんです。

その時の私のチップ(左側)。

右側のプレーヤーは、途中で何度も飛びそうになりながら、この時点では私より多くのチップを持っていました。

この後ゲームが再開しましたが、既にご報告したとおり、結局49位で終了しました。

45位から賞金が少し増えるのはわかっていたので、ブラインドとアンティだけ払って粘っていればそこまでは間違いなくいけたと思いますが、今回得た賞金と、そのラインとの差は1割程度。

その上に行けば結構上乗せできたんですが、これは粘ってても無理そう。

となると、久しぶりに来たまともなハンドであるAQで、プリフロでレイズしてヘッズアップに持ち込み、Aヒットでオールインしたのは、間違いではなかったと考えています。

その時相手がAKを持っていたのは、時の運。。。

こちらが、とんだ後に渡される証明書(?)。

コンピュータにデータを入力した後、「ペイアウトの窓口でお金を受け取って帰ってね~」とあっさり会場を送り出されます。

ま、有名人や、もっと上位ならまた違うんでしょうけどね。

そのペイアウトの窓口がちょっと分かりにくいんですが、これが目印(ボケてるけど)。

中で書類にサインして、「チップでもらうか、キャッシュでもらうか、チェックでもらうか」と聞かれ、素直にキャッシュで受け取ることにしました。

よくよく見ると、この中は、トーナメントの受付をしていたエリアの裏側でした。

ペイアウトを待っていると、たまたま昨日同じテーブルで長時間プレーした人たちが、私より少しだけ後に飛んでやってきたので、少しだけ雑談。

お互いの健闘をたたえあって、今年の私のWSOP挑戦は終了したのでした。。。