②バカラで4連続タイ

次は、バカラというゲームです。

このゲームを簡単に説明するのは・・・非常に面倒です。

簡単に言うと、「プレイヤー」、「バンカー」という2つのうち、どちらが勝つか、を当てるというゲームです。

最初はそれぞれに2枚ずつカードが配られ、その合計数の下1桁だけをみて、9に近いほうが勝ち。

ただし、最初の2枚で、どちらかが「8か9」になっていればその時点でゲーム終了、勝者が決まりますが、どちらも7以下の場合は、その合計数や、「引いたカード」によって予め決まっている条件によって、それぞれ3枚目のカードが配られます。

BJの場合は、自分の前のプレーヤーがカードを引いたかどうか、などで自分の結果も左右されますが、バカラの場合、「どういうときにカードを引くか」は全て決まっているので、考える余地はありません。

考えるのは、「どちらが勝つか」で、「勝つと思うほうにいくら賭けるか」だけです。

で、ここでは、BJのようにどんどんカードを引いたりせず、引き分け(これをタイと呼ぶ)があります(BJもありますけどね)。

で、肝心のゲームの話。

その時は、直前にやったBJでちょっと調子が悪く、河岸を変えようと、バカラのテーブルに移ってきていたのでした。

でもここでも、勝ったり負けたりで、あまりぱっとせず。。。

このままじゃ埒が明かないと、ここはプレイヤーだ!と思ったときに、掛け金をそれまでの10倍に一気に増やしました。

あ、このゲームは、基本的に根拠なく、自分が「こっちだ!」と思ったほうに賭けて、気合で相手よりもいカードを引く、というゲームです(爆)

引けないとどうなるか?・・・負けるだけです。

で、その時同席していた韓国系アメリカ人らしき人は・・・私の目をじっと見てから、同じくらいバンカーに。

どうも、「こいつはついてないから、反対に張れば勝てる」と思われたようです(逆張りといいます)。

そんなことされたら、ますます気合が入っちゃいます。

配られたカードは、プレーヤーの側から確認します。

その際、「カードを絞る」と言って、裏返しに配られたカードを、すぐに分からないようにしながら、端からじわじわと見て行きます。

そんなことしても、カードが変わるわけはないんですが、これが面白くて、この味を知っちゃうと、バカラを止められなくなってしまうんです。。。

で、1枚目は絵札。

これは、すぐに分かっちゃいます。

ここでも絵札は全て10と数えるので、勝負に影響しません(下1桁しか数えないから)。

で、次のカードを見ると。。。足つき!

って、いちいち説明するのが面倒になってきましたが、これは、カードを縦方向から見た場合、マークが2列見えていることを示します。

ちなみに、真ん中だけの場合は、「縦」と言います。

縦なら、カードは2か3。

足があれば、4~10のどれかです。

で、今度は横から見ると。。。4サイド!

これは、マークが4つ見えていることを示します。

ご自分でトランプを見てみると分かりますが、これはカードが9か10ということ。

ちなみに、2サイドなら4か5、3サイドなら6~8です。

先に横から見て、ノーサイドだと1~3ですね。

で、4サイドで9か10と言うのは、天国と地獄の違いがあります。

最初に書いたように、合計9なら最強で、その時点で「ほぼ」勝ちですから。

で、気合を入れて絞っていくと。。。端っこよりに点が付いておらず、真ん中だけに点が!

つまり、見事に9!

最初の2枚で合計9を、ナチュラルナインと呼びます。

で、どうだ!とばかりに、同席のプレーヤーを見てやると、そいつは「あ~あ」という感じで半分諦めて、絞りもせずにあっさりカードを表にしました。

・・・すると、出てきたカードは4と5。

ナチュラルナイン同士で、タイです。

これは、追いついたほうはいいんですが、完全に勝ったつもりになってて追いつかれた私としては、かなりがっくりです。


しかし、がっくりしてても仕様がないので、更に賭け金を倍にし、気合を入れなおして、再度プレーヤーにベット。

相手も、バンカーに張り続けています。

で、自分の2枚を見ると。。。今度は、4サイド2枚。

この組み合わせは、9+9、9+10、10+9、10+10の4通りで、そのうち3通りは計8か9という、かなり期待のできる組み合わせ。

今度こそ!と、気合を入れてカードを絞りますが。。。

案の定(?)、でてきたのは10と10で、合計ゼロ。

かなりがっくりしつつ、相手のカードが計8か9で決まらず、もう1枚引くチャンスが訪れることを祈ります。

・・・すると、祈りが通じたのか、相手の合計は2。

どちらも3枚目を引くことになりました。

で、まずこちらが3枚目を見てみると。。。

ここで、最悪の絵札(泣)。

絞り甲斐もなければ、合計ゼロということで、勝ちの目もなくなっちゃいました。

こうなると、後からカードを見るバンカーは気楽です。

・・・でも、最初たのしそうにカードを絞り始めた相手が。。。眉をしかめてます。

この時点で、そんな顔をするのは、そのカードが8の可能性があり、合計ゼロになってしまうかもしれないから。

他の数字なら、何でも合計1以上で、勝ちですからね。

そうなると、こちらとしては、「3サイドで、真ん中の列に点が2つ付く」ことを祈るしかないので、心の中で「付け~」と祈ります。

もっとひどくなってくると、別に相手に恨みがあるわけでもないのに、これを声に出していいます。

そんなことやっても、カードは変わらないんですけどね。

でも結局、私の念力(笑)が通じたのか、相手の3枚目は結局8で、合計ゼロ。

見事に、2連続タイと相成りました。

今度は、こっちが喜び、相手ががっくりする番です。

2人とも、勝っても負けてもいないんですけどね。


更に3度目も、2人とも大き目のベットを続けますが。。。

今度は合計5と5で、またもやタイ。

いい加減にしてくれよ、と思いながら、いい加減に腹が立ってきて、この旅行中の1度の賭け金としては、最大の額をプレイヤーに賭けます。

まぁ、最初に「4連続タイ」って書いてあるんですから、結果はもうばれてるんですが。。。

この時配られたのは、プレイヤー、バンカーとも4サイド2枚。

同席しているプレイヤーも、苦笑いしながら、「4サイドばっかりだよ~」みたいなこと言いながら、絞ってます。

で、見事に2人とも、10と10。

その時点で、嫌な予感がしてたんですが。。。

3枚目も、2人して10と10。

4サイド6枚のうち、どれか1枚でも10じゃなくて9なら、ナチュラルで勝負は付いてたんですが。。。

2人とも、苦笑いするしかありませんでした。


さすがにちょっと怖くなって、その次の手は賭け金を大きく減らしたら。。。今度はあっさりと、ナチュラル8で勝ちでした。

もう1回我慢してたら、大勝ちできたんですけどね。。。

これがギャンブルです。


ちなみに、4連続タイは、私が直接経験したのは、2度目。

以前、同じモンテカルロホテルのカジノで、6連続タイってのを経験したことがあります。

この時は、ディーラーやピットボスも、「こんなの初めてみた」って言ってました。。。

あ、ちなみに、プレイヤーやバンカーに賭けて勝つと、基本的に賭け金と同額の配当がもらえます(カジノの取り分として、バンカーで勝った場合には5%のコミッションを取られます)。

で、タイにかけることも出来、これが当たると、8倍の配当がもらえるんですが。。。

6連続タイの時は、「もう来ないだろう、も~う来ないだろう・・・」って感じで、私自身は1回もタイにかけられませんでした。

でも、後ろからフラっと来た人が、3回目くらいからいきなりタイだけに500ドルくらい賭けて、大金を持っていったのを覚えてます。。。

タイを出すたびに、その人から「Good Job!」なんて言われたんですが、こちらとしてみると。。。そんな言葉は要らないから、チップくれ!って感じでした(爆)

今度から、3回続いたら、4回目はタイにかけてみようと思います。。。