実家が本の片づけをしていて
自分の本や親の本を子が読むというので
いくらか持って帰りました
そしてこれを読んだ
古いので、装丁はこっちだった
明らかに覚えている部分があったので
若いころに読んだのだと思うけれども
記憶が蘇らないまま読み終わりました

小説も記憶喪失の話(^^;
ある男女がマンションで目を覚ました
二人とも記憶を失っていた
ここから色々探っていく男女二人の話と
いのちの相談室みたいなところで働いている
子持ち未亡人が「レベル7までいったら戻れない」と書き残し失踪した
女子高生の友人を探す話が交互に出てきます
そして物語は交錯しはじめるーーー
今なら良くありそうな話になるのかな
発売された当時ならすごい!ってなったと思うけれど
いま読み返しても心情が細かく描かれていて
所々涙しつつ読みました
ただまあ、忘れているとはいえ
次は新しい本がいいかなとちょっと思ったりもした