トータルブランディング デザイナーのアーチ・コア多陀です。

出典:gettyimages
ほとんどの人は、
「こだわる人」に憧れる。
ただ、本当に「こだわる」人は、そんなにいない。
デザインの仕事を依頼された場合でも、それが如実に出ます。
十中八九、どのお客様もデザインについて、細かいところにこだわられます(笑)
ただ、だいたいボクが一聞一見して、
そんなの誰も気にしてない、ところなわけです(笑)
わかりやすく言うと「自意識過剰」なだけで(≧▼≦)、
実際のところ、
ほぼ、何も効果を果たさないどころか、
逆に、マイナス効果があるようなことばかり。
それは避けないといけないのですが、当のご本人は、
・自分だけは(他の人と違って)こだわる人
・自分だけは(他の人と違って)わかっている
・自分だけは(他の人と違って)センスがある
と↑信じておられるので、なかなかアドバイスしても、なかなか入らないわけです(笑)
最初に書いたように、本当の意味で「こだわる人」というのは、それほどいないわけです。
となると、ほとんどの人が思う、
・自分だけは(他の人と違って)こだわる人
・自分だけは(他の人と違って)わかっている
・自分だけは(他の人と違って)センスがある人
は、最後に
「に、なりたい」
がつきます。
そういう「思い」「理想」が、いつの間にか、「現実」とごっちゃになっているのですね。
なので、ほとんどの人は、
こだわる人ではなく、
「こだわりたい人」
なのだと思います。
その「こだわりたい」という思いは、別に悪いことではないのですが、
ただ、それが実際の仕事に支障をきたすことが、これがめちゃくちゃ多いわけです。

先日も「『お客になると、平気で目立たないので文字を大きくしてください」と言ってしまう説w』をブログの記事であげましたが、
現実問題として、大概のお客さんが、こと「デザインの領域」(他分野、他領域)まで、入って来られるため、
本来、不要な作業(そのこだわりが、いかに不要か、効果がないかを説明する)に労力と時間が割かれるわけです。
「こだわる」
と、
「こだわりたい」
は似て非なるもの。
「こだわる」は、現実。
「こだわりたい」は、個人的都合(笑)
その個人的都合を、仕事に持ち込まれると、どうなるか?というと、
「めちゃ迷惑なので、お願いですから、ほんま勘弁してください!」
という話(笑)
そもそも、こだわる人というのは、人と違うところがある、ということ。
まわりに理解してもらえないことや、みんなと違うことが普通で当たり前で、慣れているはずですが、
「こだわりたい人」というのは、まわりと一緒じゃないと拒否反応を起こします。
そりゃそうでしょ。
所詮、普通の人なのですから。
普通の人なのに、普通の人でありたくない、という思いと、
まわりの人と同じじゃないと嫌だという、相反した思いが入り乱れている状態。
単に「こだわりたい」のは、やめましょうww
普通の人が「こだわる」のは、
物事を動かす上で、ブレーキにしかならないのです。
ここで勘違いしてはいけないのは、
「普通」というのは、別に悪いわけではありません。
本当にこだわる人、変わっている人は、おそらく多くの犠牲を払っているはずで、いいことばかりではないはず。
人と違うことがいいことに向くことも、悪いことに向くこともあるのです。
(ボクは、周りから理解されなかったり、悪いことの方が多いと思いますが)
なので、本当に良いものを作りたければ、
プロに任せましょう、
という話。
現に過去のデザイン制作物に関しても、任せてくれる人は、本当にいいデザインがあがります。
(そりゃそうです。プロに任せているのですから)
で、その逆、口を出されているものは、、あまりいいモノができないうえ、
結果も出ないので、
(こちらも当然)
リピートにも繋がりませんww
誰にでも、専門分野、得意分野があります。
あなたの自分の領域ではこだわればいいのです。
そして、本当にこだわりたいのであれば、
人の顔や反応を気にせず、
貫けばいいと思います。
あなたが、本当にセンスがあり、こだわりがあれば、
すでに周りから、あなたのセンスは絶賛されていることでしょう。
いや、そのセンスが活かされていれば、そういうなんらかの専門分野の職業についているはず。
あなたの本当に得意分野で勝負した方が結果が確実に出ます。
それが、本当に力があるのか、
ただ、「なりたい」だけなのか、
きちんと見極めるのが大切です。

さ。この彼はこだわる人なのか、こだわりたいのか、、、定かではありません(笑)皆さんのご想像におまかせします。(※イメージです)
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多陀賢二(ただけんじ)Arch Core Inc. 代表取締役社長+CEO
嵯峨美術短期大学(現・京都嵯峨芸術大学)卒業。
印刷製版会社、デザイン会社、カレンダーメーカーでデザインチームのリーダーをつとめ、10年のマネージメントでも「離職率0%」を誇る。
2009年、『アーチ・コア インコーポレーテッド』を立ち上げ、トータルブランディングデザインに特化して、全国からデザインを受注。デザイン業務の傍ら、出版、セミナー講師、イベント、コンサルティング活動も展開。最近はミュージシャンのプロデュース、自身もドラマーとして。ステージに立つ。
<著書紹介>
『戦わずして勝つ、ビジネスブランディング術』(Kindle)『ブランディングの流儀』(Kindle)
★好きな人 武豊、ヒロミゴー、小田和正
★好きなこと 「考えること」



出典:gettyimages
ほとんどの人は、
「こだわる人」に憧れる。
ただ、本当に「こだわる」人は、そんなにいない。
デザインの仕事を依頼された場合でも、それが如実に出ます。
十中八九、どのお客様もデザインについて、細かいところにこだわられます(笑)
ただ、だいたいボクが一聞一見して、
そんなの誰も気にしてない、ところなわけです(笑)
わかりやすく言うと「自意識過剰」なだけで(≧▼≦)、
実際のところ、
ほぼ、何も効果を果たさないどころか、
逆に、マイナス効果があるようなことばかり。
それは避けないといけないのですが、当のご本人は、
・自分だけは(他の人と違って)こだわる人
・自分だけは(他の人と違って)わかっている
・自分だけは(他の人と違って)センスがある
と↑信じておられるので、なかなかアドバイスしても、なかなか入らないわけです(笑)
最初に書いたように、本当の意味で「こだわる人」というのは、それほどいないわけです。
となると、ほとんどの人が思う、
・自分だけは(他の人と違って)こだわる人
・自分だけは(他の人と違って)わかっている
・自分だけは(他の人と違って)センスがある人
は、最後に
「に、なりたい」
がつきます。
そういう「思い」「理想」が、いつの間にか、「現実」とごっちゃになっているのですね。
なので、ほとんどの人は、
こだわる人ではなく、
「こだわりたい人」
なのだと思います。
その「こだわりたい」という思いは、別に悪いことではないのですが、
ただ、それが実際の仕事に支障をきたすことが、これがめちゃくちゃ多いわけです。

先日も「『お客になると、平気で目立たないので文字を大きくしてください」と言ってしまう説w』をブログの記事であげましたが、
現実問題として、大概のお客さんが、こと「デザインの領域」(他分野、他領域)まで、入って来られるため、
本来、不要な作業(そのこだわりが、いかに不要か、効果がないかを説明する)に労力と時間が割かれるわけです。
「こだわる」
と、
「こだわりたい」
は似て非なるもの。
「こだわる」は、現実。
「こだわりたい」は、個人的都合(笑)
その個人的都合を、仕事に持ち込まれると、どうなるか?というと、
「めちゃ迷惑なので、お願いですから、ほんま勘弁してください!」
という話(笑)
そもそも、こだわる人というのは、人と違うところがある、ということ。
まわりに理解してもらえないことや、みんなと違うことが普通で当たり前で、慣れているはずですが、
「こだわりたい人」というのは、まわりと一緒じゃないと拒否反応を起こします。
そりゃそうでしょ。
所詮、普通の人なのですから。
普通の人なのに、普通の人でありたくない、という思いと、
まわりの人と同じじゃないと嫌だという、相反した思いが入り乱れている状態。
単に「こだわりたい」のは、やめましょうww
普通の人が「こだわる」のは、
物事を動かす上で、ブレーキにしかならないのです。
ここで勘違いしてはいけないのは、
「普通」というのは、別に悪いわけではありません。
本当にこだわる人、変わっている人は、おそらく多くの犠牲を払っているはずで、いいことばかりではないはず。
人と違うことがいいことに向くことも、悪いことに向くこともあるのです。
(ボクは、周りから理解されなかったり、悪いことの方が多いと思いますが)
なので、本当に良いものを作りたければ、
プロに任せましょう、
という話。
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(そりゃそうです。プロに任せているのですから)
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多陀賢二(ただけんじ)Arch Core Inc. 代表取締役社長+CEO
嵯峨美術短期大学(現・京都嵯峨芸術大学)卒業。
印刷製版会社、デザイン会社、カレンダーメーカーでデザインチームのリーダーをつとめ、10年のマネージメントでも「離職率0%」を誇る。
2009年、『アーチ・コア インコーポレーテッド』を立ち上げ、トータルブランディングデザインに特化して、全国からデザインを受注。デザイン業務の傍ら、出版、セミナー講師、イベント、コンサルティング活動も展開。最近はミュージシャンのプロデュース、自身もドラマーとして。ステージに立つ。
<著書紹介>
『戦わずして勝つ、ビジネスブランディング術』(Kindle)『ブランディングの流儀』(Kindle)
★好きな人 武豊、ヒロミゴー、小田和正
★好きなこと 「考えること」

