コラム【本当の世間知らずとは】


トータルブランディングデザイナーのアーチ・コア多陀です。



「世間知らず」という言葉がありますが、

例えば、世間を知る、ひとつに

「たくさんの人に会う」がある

会えば会うほど、人間というものが分かってくる

ある程度はパターン化されるが、
また、色んな人がいる事を知る

知れば知るほど、分かることと、
分からないことも増えてくる

分かることとというのは、
どんなすごい人でも、小さな悩みがあったり、え?こんな人でも(自分と同じような)悩みがあるんだな、
ということにも気づく(知っていく)、分かっていくわけですね。

要領のいい人は、ある程度経験すると、
パターン化させ、流用、活用できるようになる


例えば、現実的に人は往々にして、

・否定されるのが嫌
・褒められば、喜ぶ(豚もおだてりゃ木に登る)
・嫌いな人がいるのに、一人からも嫌われたくない
・自分の身を守ろうとする
・バツが悪くなると、逃げようとする
・人の不幸は蜜の味
・人の良い所は見ないが、悪い所は秒殺、瞬殺で見つける
・知ってる人には弱いが、知らない人にはめっぽう強い(電車の中で)
・人の噂話は好き 等々、、

だったりするわけです。

だとすると、


人と言うのは不完全なもので、完璧な人はいない、

当たり前のことを、当たり前のようにできる人の方が実は極めて少ない、

という「現実」がわかってきたりします。


知るということは、

けして「良し悪し」ではなく、

ある意味、目の前にある、ひとつの「現実を受け入れる」こと。


ほんとにここが大事。


で、世間知らずという話に戻すと、

人のことが分かっていない(知らない)人ほど、

人というものは、こうあるべきもの、
こうしなくてはならないもの、

みたいな「理想」を描いたまま、
(要は経験が少ないので、判別できない)

常に「現実」と、自分の勝手に描いた「理想」を闘い合わせ、

永遠に、終わりのない闘いをし続けるわけです。

なので、本当の意味での「世間知らず」の人は、

→永遠に自分の「理想」と闘い続ける人

ではないか?と思うのです。

良し悪しではない

仕組みの話。



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