よくコンサルや講座などではよく「仕組み」の話をするのですが、
 
よく出てくるのは「個人的感情」「個人的都合」。
それは仕組みから排除しなければなりません。
 
例えば、おもちゃのブロックがあるとします。こ
のブロックを積み上げることが「ビジネスにおける成功だ」と仮定したときに、よりそのブロックを高くひとつひとつ積み上げていくことがいいわけです。
 
で、よくこんな会話になる、というのをブロックで例えてみました。
 
多陀(以下:多)「ブランディングや、ビジネスを成功させるためには、このブロックを積み上げることが大切です」
 
クライアント(以下:ク)「ですよね。よくわかります!その通りだと思います!」
 
「では、まずはブロックを探してみましょう」
 
「え~と、そうですね。ちなみにブロックってどんなカタチですか?」
 
「四角いカタチをしていて、色やブロックの大小はどれでもかまいませんので、まずはひとつひとつ積み上げることです。」
 
「わかりました~~!! あ!探してきました!これ、どうですか?」
 
「あ、、、、これ、、、ブロックではなく、「スライム」です(笑)」
 
「え~~!?これ、ダメなんですか?」
 
「はい、これはダメです。ベチョベチョで積み上がりません(^_^;)」
 
「そうなんですかぁ…(残念な様子)。これ、すごくいいと思ってたのですが…」
 
「では、残念ながら探しなおしですね」
 
「わかりました。探しなおします!はい、これはどうですか?」
 
「はい、これはブロックですね!小さいですが、問題ありません。大切なのは、少しずつでも“積み上げる”ことが大切です!」
 
「はい!ありがとうございます!! わかりました!この調子でどんどんブロック積み上げていきたいです!!」
 
「その調子です!」
 
「探してきました!!」
 
「あ、、、これもスライムですわ(笑)積み上がりません(^_^;)」
 
「え~~!???これ、ダメです!?色もキレイなのに!これ、ダメなんですか~!?」
 
「はい、色はキレイでも残念ながら積み上げりません。ベチョベチョなんででは(^_^;)」
 
「そうですかぁ~、、、わかりました!ではこれは!!??」
 
「これもスライムですわ(笑)」
 
「え~~!???」
 
という感じで、同じことの繰り返しをしているのですが、皆さんどう思われます?これは、決して他人事ではなく、ほぼ皆さん大小持ち合わせている問題です。
 
お気づきになりましたでしょうか?このスライム(笑)が=「個人的感情」で、常に頭では分かっていても常に顔を出します。
 
大切なことは、ブロックをきちんと見極め、そしてスライムをつかんではいけません(笑)
 
「それ、スライムですわ(笑)」
 
と、言われないようにしたいものです。
 
スライム
出典:メガハウス

※ちなみに「スライム」というのは、
「1978年、ツクダオリジナル(現 メガハウス第4事業部)が米マテル社製玩具のスライム状の物質を日本で発売した。
この「スライム」は小さなポリバケツを模した容器に収められた、緑色の半固形の物体で、手にべとつかない程度の適度な粘性と冷たく湿った感触がある。触って遊ぶためだけの玩具であったが、それまでにない新鮮な感覚をもたらしたため大ヒットし、後に様々な類似商品も生まれた。」(ウィキペディアより)
http://ja.wikipedia.org/wiki/スライム




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