人が変わる、または、変わらない、
仕組みについて、考えてみました。
自分が今の現状に満足せず、また問題があったり、
課題があり、
「変わりたい」と思いながら、
「変えられない(変わらない)」
のは、
結局のところ、
本気で「変えよう」と思っているかどうか
で決まるわけですが、
ただ、
本気で変えたい人も、そうでない人も
「変わりたい」
と、思っているはず。
では、
変えられない(変わらない)人は、
何が違うのでしょうか。
ボクが一番分かりやすく、
簡単に見分けるポイントとしては、
その人が、
(絶対に)「変わりたい」のか、
(できるなら)「変わりたい」のか、
を見るようにしています。
それが一番早いからです。
同じ「変わりたい」わけですが、
前者は、絶対に変わりたい、わけですから、
何が何でも変わるために、考えたり、
行動したり、という思考パターン、行動パターンが
「自然と」変わってきます。
そして、「後者」の場合は、
(できるなら)なので、
本当のところは、「変わらなくてもいい」のですね。
なので、極論で言えば、
「変わりたくない」のです。
「変わりたくない」ので、
結果、「変わらない」のですね。
変わらなくてもいいし、
変わらなくても死なない、のです。
変わらなくても、何も問題なく生きていけるのです。
ボクはこういう極端に考え、
その人の「本当のゴール」がどこにあるのか?
を見ます。
この人は「変わりたくない」のですから、
『変わるためのアドバイス』は、「不要」なんです。
おせっかいになりますし、
結局、その方は、
アドバイスなんて、聞きません(笑)
(よくある話ですよね(^-^;))
絶対に変わりたい人は、
「背に腹は代えられない」ですし、
「藁をもすがる気持ち」ですし、
「何でも吸収しよう」と、
【本気】なわけですね。
それが、その後の結果、行動に自然にでる、
だけの話です。
変わらない人は、結局、
「変わらなくても問題ない」
言い換えれば、
「お金」や「時間」の余裕がある、ということです。
(逆を考えれば、わかりますよね)
「背に腹は代えられない人」は、
そんなことを言ってられない、のですから。
さて、
あなたが「変わりたい」と思う時、
(絶対に)「変わりたい」のか、
(できるなら)「変わりたい」のか、
どちらですか?
この自問自答をすることで、
気付かない「自分」、
本当はわかっているけれど、
なかなか行動に移せなかった答え、
やるべきこと、やらなくていいこと、
などが分かってくるのではないでしょうか。