5月に入ってやっと調子が上がって来たファイターズ。シーズンはまだまだ長い。 ファイターズには、僕らファンがこの13年見慣れて来た、生真面目だけど思い切りが良く、勝利に貪欲な、こんな戦いを思い出して欲しい。 以下、去年の10月27日の、僕のインスタの投稿のコピー(一部修正)です。 ーーーーーーーーーー 2016.10.27、日本シリーズ第5戦、vs広島東洋カープ。札幌ドーム。 9回裏1-1同点。二死満塁。 西川遥輝の劇的なサヨナラ満塁ホームランでファイターズ日本一へ王手! 本当に劇的な勝利だったけれど、しかし、それを呼び込んだのは、いつもの、地に足がついたファイターズ野球だったと思う。 9回、勝利までの手順を振り返ってみると、これがファンにはたまらない道筋だった(≧∇≦) 先頭、6番陽岱鋼は一発サヨナラ狙いの強振もレフトフライ。 しかしここから下位打線が見事な仕事をする。 まず7番田中賢介が粘って四球を選び出塁。 続く8番市川友也には一死から送りバントのサイン。プレッシャーのかかる場面だったと思うが、しっかり決めて二死二塁。 ここで追い込まれたのは、二死になってしまった9番中島卓也だったのか、それとも二塁スコアリングポジションにランナーを進められたカープ守護神中崎だったのか。どちらのプレッシャーが強かったのか。それはわからない。 しかし確実に言えるのは、この場面、ファイターズの勝利を呼び込んだのは、中島の「いつもの脚」だったと思う。 二死二塁から中島は微妙なところへのピッチャーゴロ。しかし盗塁王も取った俊足で一塁へ全力疾走。内野安打にして二死一・三塁をもぎ取った。 ここで中島をアウトにして9回を終わらせることが出来ず、三塁までランナーを進められてしまったことが中崎の動揺を少なからず誘った。 それが、続く岡への死球→二死満塁につながったと思う。 中崎はカープ不動のクローザーとは言え、まだクローザー経験2年目。ましてや日本シリーズの大舞台など初経験。 そこに対してファイターズは、一死からも四球→送りバント→内野安打、と実に「いやらしい」攻め。 中崎の神経を確実に削って行ったことが岡への初球の死球を招いた思う。 そして最後、素晴らしかったのは西川遥輝の思い切りの良かったフルスイング。 とらえた打球はライトスタンドに吸い込まれ、劇的なサヨナラ満塁ホームラン。 勝利のためには1点で良かったのにお釣りまで出ちゃって、と一瞬思ったけれど、逆にあそこはハルキのフルスイングが良かったのじゃないかと、後から思った。 二死満塁。下手に野手の間を抜いたり、頭を越そうと欲張っていたら、内野ゴロ正面や外野フライでダメだったかもしれない。 この年は出塁率を重視し、長打狙いを捨てることに徹してきたハルキ。ましてやこの日本シリーズ、彼の調子は決して良くなかった。 しかしここで開き直ったのか、彼が選んだのはフルスイングだった。 追い詰められ、動揺した中崎を、最後にハルキの思い切りが飲み込んだ。 勝利に生真面目なファイターズ野球を見慣れて来た僕らにとっても、滅多に見られない、こたえられない9回の攻防だった!(≧∇≦) #lovefighters #北海道日本ハムファイターズ #札幌ドーム #2016年 #日本シリーズ #田中賢介 #市川友也 #中島卓也 #岡大海 #西川遥輝 #サヨナラ満塁ホームラン #日本一へ大手

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