急性緑内障の治療を頑張っているうたちゃん。

再診の日に先生が予診の際に聴診器をあてながら、「うーん、飛んでる。止まるね」と不気味な事をおっしゃいました。

「えー?」

「ごんちゃんみたいに倒れる時無い?」

特には感じた事は無いけど、なんとなく疲れやすいのかな?推定年齢がもう少し上なのか?と思う事はありました。

「心電図を取りましょう」

、、、、、

「あー、不整脈あるね。房室ブロックだ」


えー、不整脈?

ペキニーズって多いのだろうか?

アーチっ子で言えば、あず母さん預かりのもちこちゃんと同じです。

まだ重症のⅢ度では無いけど、要投薬ですと言われました。


ニトロール、シロスタゾールを朝晩と飲みます。

心臓自体はそう悪く無いんですが…


房室ブロックとは、心房まで伝わった心臓収縮のための正常な電気刺激が心室にうまく伝わらず、全身に血液を送る心室のリズムが遅くなったり、停止したりする状態です。


房室ブロックはその重症度によって、Ⅰ度、Ⅱ度、Ⅲ度房室ブロッックに分けられます。


Ⅰ度・Ⅱ度房室ブロックは、電気刺激が伝わるのに時間がかかったり、時折うまく伝わらない状態であるのに対し、Ⅲ度房室ブロック(完全房室ブロック)は電気刺激が全く伝わらない状態であり、めまい、失神、息切れ、疲労感を伴います。


Ⅲ度房室ブロックは失神や突然死につながる恐れがあり、ペースメーカー植込みによる治療が必要となります(Ⅱ度房室ブロックでもペースメーカー植込みが必要となる場合があります)。


歩くスピードが遅いとは感じていました。

でも心雑音も無いし、単に体力が無いのかな?と思っていました。

ようやくなんとなく鈍い動作に納得が行きました。

房室ブロックは重症化しないように投薬、定期的に検査が必要となります。悪化すればペースメーカーを装着するも検討になります。

そうならないような注意、生活習慣の見直し、治療が必要です。


そんなうたちゃんですが、とってもいい子!

病気も含めて、丸ごと受け止めるよ!の里親様と巡り会えるといいなと思っています。