各地で駐車場付置義務の緩和が検討されている。

「歩きやすいまちへ」というまちのあり方への意向と

「駐車場も充足してるし、ほんとはそんなにいらないのでは?」という感覚からのようだ。


気になるのは、減らした分の交通網をいかに確保するかというところ。


駐車場に直結しない商業施設は魅力に欠け、不利を被る業態では集客力・出店意欲に影響が出るだろう。。

十分に公共交通が発達しない都市では、むしろ中心市街地の吸引力を弱め、郊外流出を高める懸念もある。

一方で、離れた駐車場から、目的地までの経路を歩く人が出てくることで、沿道の活性化につながり、

まちに貢献し得る可能性もある。


確かに、郊外SC・駅ビル・駅ナカと、アクセスが良好過ぎる商業施設が多すぎる。

その上、情報網をたやすく操る現代人は、完璧に予定を立てる。

何時にどこに集まり、どこに行き、なにをするかが全て決まっており、すべてが一つの施設で簡潔している。

直結した交通網を持つ施設は、まちに貢献しない。

宿場町や門前町しかり、まちは動線上に育っていく。


今回の一連の流れが、まちに面的な動きを作ることに期待したい。

京都はバス交通が発達しているが、自動車社会の地方都市ではどうだろうか?

いずれにしても、駐車場を減らすだけではなく、まちの交通体系全体をどう考えているのか注目したい。



http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P20100221000115&genre=A2&area=K00