最近、恩師から連絡があり
「勉強会のホールを探している」と
以前、私の友人がホールをつくった話を先生にしていたことから連絡をくださった。
さっそく、紹介をしたところ、
見学に行って、お互い顔合わせをしたらしく
「とても素敵なホール、お友達もとても素敵な方、ぜひ検討したい」と先生からメールを頂いた。
友人に電話をしたところ
先生の伴奏者が、東京で師事した自分の先生と同じ門下で
その方に、自分の生徒をみてもらった事もあるピアニストだった と。
世間は狭い！
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ちょうど、私が大学を卒業して、、、、
結局卒業しただけでは、人前に歌う事もできない(ましてや大学は遊びに行っていた私)
自分の無能さに気付き、紹介していただいて、先生のところへ習いに行ったのです
丁度2５歳から30歳？くらいかな・・・・・
いま思えば、本当に本当に本当に、
私の20代、いろんな事がありました・・・・
先生に心配事の相談をレッスンの大半聞いていただいていたような(笑)
一番、人生最悪のドロドロした時期に、
自分のよりどころとしてレッスンに通っていたと思います(笑)
私の不義理で、しばらく連絡をしていませんでしたが
子供が生まれて、ようやく私から先生に連絡をしたのが
最後に会ってから10年目？くらい経った頃でしょうか
先生が、10年の時など感じさせないほど、あたたかかったのがうれしかったです
「音沙汰もなくすみませんでした、
ずっと連絡したいと思いながらここまで来てしまいました」と謝りました
先生も
「いろいろ大人のなったのね、声を聞いただけでわかるわよ」と
きっとその間に先生もいろんな事があったと思います
誰でも、10年という月日の間には少なからず何らかあります。
先生もまるくなった(嘘、私が言うな、ごめんなさい！)その日から、名古屋で会う事になったり、ときどき連絡を取ったり、と今に至るのですが
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私の友人曰く
『先生、「きくちゃん」が誰か知らないその場に居合わせた生徒にまで
「キクチャンが幸せになって良かった、本当にうれしいわ」と言っていた』と。
目に浮かぶ。ちょっとほほえましく思う
今が幸せかどうかはわかりませんが、
もうすこし、お金があって、持ち家があったら、といったらキリがありませんが
転勤族の旦那さんのおかげで、何をするにも落ち着いた生活ではありませんが
いろんな人や場所で、さまざまな出会いがあって、
同じ場所にいた頃の私よりも、転々とするたびに、脱皮していっているような、そんな気がします。
多少夕飯手抜きしても、何にも文句言わない旦那さん
おならをしようが、鼻をほじろうが、お互い気にせず「きッたないね～」と言える気楽さ(必要ない？笑)
多少趣味を持って、何かあらば話せる友人もいて、、、、
まったく派手さはないけれど、結局これでいいのだ。
こういう普通の事を、「幸せ」というのかもしれませんね
いつまでも健康でありますように！