[7Hz] LEGATO レビュー : ヘビーベースのモンスター | arceloのイヤホンレビュー

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1。 外観及び構成品
 


- どっしりとしたメタル シェル、良い基本ケーブル、7Hz 07(バランス型)/08(高音域抑制型)イヤーピース2種、武則天と同じポーチから材質だけが変わったポーチ、ステン材ダストカバー(4個提供されるが改造に2個使いました)、ダンパーの役割をする高密度交換型フィルター
 


- 2DD構成ですが広告としてはウーファー/ツイッターの特性の干渉を減らすようにチャンバーがそれぞれ独立した形式になっており、特にウーファー側に大きなレリーフ(ダクト)が3つ開いています。低音ブースティング効果。

 

- 構成品の中で白いフィルターはダスト フィルターではなくFRを変化させるダンパーの役割を果たします。 白いフィルターの場合、経験上+今回のテスト結果1K~5K付近のFRを下げる機能です。
(NiceHCKのNX7 MK4/F1がこのようなフィルター技法を使いました)


- IEM改造が好きな私にLEGATOは「モーディング(改造)して遊んでください」と話しているようでした。hahaha~

 

 


2。 SPEC : 26オム/108dBで 駆動に問題なし。



3。 周波数特性テスト

1) ノーマル状態


 

- 基イヤーピースのうちバランス型の07イヤーピー基準で、ものすごい低音を持っています。 まるでゲーミングイヤホンのような過度なベースで好き嫌い/用途が克明に分かれる基本チューニング状態であり、中音域以上はハーマンターゲット指向で空気感は普通~良い。


2) モーディング テスト

 

 

- 基本FRの特性でモーディングを適切にしてくれればゼンハイザーIE900に近く作れると思い、ノズル開放後レリーフホール再配置、ダンパー交換などを通じて様々な条件をテストしてみました。

- ある程度近接した結果を出しながらチューニング特性上、モーディングでIE900を真似するのが難しい一部区間はEQを少し加えた後、最終的に出たのがこの下のFRだという。


注)超高音をもう少し生かす方向でバランスはIE900と同様にモーディングされていますが、音響特性は異なります。 

個人的な好奇心+純粋に面白さに改造してみたのでモーディング方法と過程は省略します。 

モーディングを間違えると機器を捨てるんですよ。 ^^;



4。音の表現力

 
- 音像(ボーカルの中央焦点) : 良好
 

- イメージング(定位を含む) : 良好

- サウンドフィールド1(左右のステージ) : 良好+

- サウンドフィールド2(上下の拡張) : 優秀

- 分離度(解像度を含む): 良好+

- 残響 : 適度


 

5。7Hz LEGATO はこんなイヤホンです。

1) 7Hzが23年03月中旬頃、予期せぬ低音怪物IEMを発売しました。2DDの独立チャンバー構造のIEMというものにだけ好奇心を持っていたが、いざテストしながらこれ何だ!?しながら今までの7Hzらしくない(?)歩みにちょっと戸惑いました。

2) ステージでエンジニアとミュージシャンがリアルタイムでIEMでモニタリングをする場合、環境的な変数によって低音域帯のエネルギー消失があるため、PNIが高く低音ブースティングされた機器を使う場合がたまにあります。7Hz LEGATOの場合、そのような条件に合うほどPNI性能が高い方で低音も十分多いですが、一般人には音感の使用に好き嫌いがあるしかないチューニングでしょう 。

 

3) それで私は先ほど書いたようにモーディングしやすい構造を持ったイヤホンなので取り直して(?)一般使用時にも適用できるようにいくつかの条件を探してみて、その中で名望のあるIE900に似たバランスで作ってみました。 モディング後の聴音の感想は……おいしいです。 ^^;

4) ハードウェア的な性能自体は非常に優れており、上下左右のステージがかなり広く深く形成され、ウーファーDDとツイーターDDの独立したチャンバー型構造のおかげか解像力もかなり高い方です。 音場の形成、きれいな音の表現と質感は価格価格に比べ高い点数をつけたい機器だと思われます。

(FRだけ見ては過度な低音によって中·高音域がマスキングされてボーカルがたくさん付くと思ったのに意外とよく耐えてくれますね)

 

5) 加えてIEMのハードウェア構造とFR変化に対する経験と知識がある人なら挑戦してみても...?