[NiceHCK] F1 レビュー : ゼンハイザーIE900を平板型にするとしたら? | arceloのイヤホンレビュー

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1。 外観及び構成品

 

 

外観は一般的なイヤホンとは異なり、サイバティックです。

現在までに発売された平板型イヤホンの中で最も小さいサイズのボンベ:タンク型のデザインで、ハウジングはメタル材質です。

 

 

- NiceHCKはケーブルに優れた会社らしくケーブル品質がかなり良いです。(単結晶銅+銀メッキ銅の複合)

 

- イヤピースは左から標準口径のAET07系と小口径08系のシリコンピース2種が提供されます。

 

- 交換型のノズルが3種類付いていて、個性的な音色を楽しむことができますね。 聴感の結果、ゴールドは一般平板型イヤホンの性向、シルバーは高音部が落ち着いたリスニング系、ブラックはIE900に似たウォームチルトのフラット系。

 

 

 

 

2。 SPEC

 

 

 

 

 

 

3。 周波数特性テスト-1 (メーカー案内の資料基準、07イヤピース適用)

 

 

1) どのフィルターを使用しても、低音域帯はハーマンターゲット追従性が非常に良好です。 その他の区間は他の平板型イヤホンと 大きな違いはないんですが

- ゴールドフィルターは2.5K前後を少しブースティングさせて 前方ボーカル性向

- シルバーフィルターは中·高音域帯を全般的に下げ、快適なリスニング性向+若干のボーカルバッキング

- ブラックフィルターは別にテスト

 

 

2) 07系イヤピースの場合、共振点は7K、空気感は良好です。

 

 

 

 

4。 周波数特性テスト-2 (サイン波テスト、ブラックフィルターに08系小口径のイヤピースを適用)

 

注)F1のFRは、サイン波テストの結果をクリナクルのIE900FRグラフに模写したもので、個人別の使用環境によって多少異なる場合があります。

 

 

1) 低音領域~1.5Kの区間はハーマンターゲットに良好に従う。1.5K~5Kの区間はかなりフラットに近い周波数特性を示し、以後5Kから8Kの共振点までは漸進的な上昇で高音域帯への拡張が良好なチューニングが施されています。

2) このようなチューニングは、エンジニアリング イヤホンの代名詞であるゼンハイザーのフラッグシップである IE800/IE900とかなり類似したチューニング形態で、一部区間のディープとピック、共振点の差はあるが、全般的な聴感の感じは、かなり似ているような感じが消せません。

3) そしてゼンハイザーフラッグシップでは3K~5Kが消えたチューニングである反面、F1の場合は該当区間を押さずに生かしておくことで、重苦しいゼンハイザーベールの感じもなくし、5K~7Kの区間の鋭さも08イヤピースとの組み合わせで緩和され、よりすっきりとしたソフトな聴音環境が生まれますね。

 

 

 

 

5。音の表現力


- 音像(ボーカルの中央焦点) : フィルターによるボーカル性向が変わるためコメントは省略

- イメージング(定位を含む) : 良好

- サウンドフィールド1(左右のステージ) : 優秀

- サウンドフィールド2(上下の拡張) : 良好

- 分離度(解像度を含む): 優秀

- 残響:適度

 

 

 

 

6。NiceHCK F1はこんなイヤホンです。

*ブラックフィルター + 08系イヤピースを中心に *

 

1) NiceHCKのツイッターでこの新製品の情報に接した後、果たして本物も広告通りに出るのか? という疑問を持っていましたが、つい以前登場したNX7 MK4のフィルター交換システムの能力を大きく体感していたので、気軽に入手してテストをしてみました。

 

2) 他のフィルターよりブラックフィルターに最も関心を持った部分が、いわゆるウォームティルト系イヤホンの中でも中·高音域帯までフラットなFRチューニングになったという部分です。 そのようなチューニングは、前述のゼンハイザーのフラッグシップであるIE900製品に見られる特徴でもあります。

 

3) IE900の多少の息苦しさと鋭さを避けたチューニングの感じに平板型の特有の質感と表現力で完成したこのイヤホンを個人的には「IE900の平板型イヤホンバージョン」と評したいですね。 (ドライバー構造による音表現の違いはもちろんあります。)

 

4) そして、現在までに発売された平板型イヤホンの中でも低音の表現が素晴らしいです。普通、平板型イヤホンの低音表現がふっくらしている感じだと、F1の場合はDDを連想させるトン~と落ちる感じに近いです。様々な条件をテストしながら低音の抜けがどうすればこんなに良いの?についてずっと疑問に思っていたんですが、その理由は···下の青い円のように少しレリーフを作っておいたもの!!

 

 

5) 等添感を一定部分に収容したチューニングから感じられる良い響きと倍音表現の自然さもF1の特徴の一つであり、超高音域帯もある程度生かした特性であるため、ハイハット、シンボルなどの拡張がかなり長く行われているため、超高域を楽しむにあたっても十分な性能を保有していたと思われます。

 

6) 少し残念な点といえば、ボンベタンク型のハウジングなのでクラシックなユニバーサルフィット製品(シュア、ウェスタン、ゼンハイザー、AKGなど)ほどではありませんが、個人によって着用の難易度が若干あるかもしれませんね。

 

7) 先に発売したNX7 Mk4と共にF1をテストしながら、NiceHCKの新しい機器が色々と魅力的だということを改めて感じています。 したがって強くお勧めしたいです。