鏡で見る自分は5割増 | Men'sファッションアドバイザーSHUN「30代からのおしゃれの法則」

Men'sファッションアドバイザーSHUN「30代からのおしゃれの法則」

AG、AKM、TMT、ヒス、など取り扱い人気セレクトショップ、元ディレクター。現、セレクトショップアドバイザー就任。



あなたが買い物に出かけたり、旅行に行ったり、電車に乗ったりすると、必ず
「ダサいな、この人」と思う人に出会うと思います。


でも、その人は、自分で
「俺ってダサいよなー」と思いながら、
その服装や髪型をしているわけではありません。


だいたいの場合は、
「自分はそれほど悪くない」
と思っています。


自分の昔の写真を見た時に、
「うわぁ、こんときの俺ダサいなぁ」と思うことってありませんか?

僕はめちゃくちゃあります。

でも、当時の自分は、それほど悪くないと思っています。

ほとんどの人がそうです。

なんでそんなことが起こるのかというと、大きく分けると2つの理由があります。


1つ目は、
「自分のセンスが悪過ぎて、自分がダサいことすらわからない」


2つ目は、
「人は自分の見た目を過大評価しがち」

です。


1つ目は、
添加物まみれの安いご飯しか食べたことがない人が、
ファミレスのご飯と高級ホテルのご飯の味の違いがわからないようなものです。


2つ目は、
だいたいの人って、鏡に映った自分を見て、自分の見た目の評価をするんですが、
鏡の自分と人から見ているあなたには差があるということです。

なぜかというと、鏡を見たり、自撮りしたりするときって、
意識して自分が良く見える角度や表情なときが多いからです。

でも、人が見るあなたは、
格好よくしているあなたや格好いい角度のあなたではなく、
無意識のボーッとしているあなたです。


無意識のとき、だいたいの人はかなりパワーダウンしています。


無意識の自分、人から見えている自分を確認する方法があります。

それは、周りの誰かに無意識のときに
ふいに写メを撮ってもらうか、動画を撮ってもらいます。

そしたら、普段、他人に見えている自分が見えるのでオススメです。

きっと自分の動きや表情が恥ずかしくなりますよ。

無意識のときじゃなくても、全身写真撮ってもらったら
自分のイメージとは違うはずです。

意識してもそんなものなので、無意識のときはそれはもうひどいです。笑

でも、そんなことする人は99%いないので、大事な場面だけでも動きや表情まで気にすると、1%の人になれるので効果は絶大です。


モテモテのタレントさんは、髪型や服装がオシャレなうえに、
普段ドラマや映画で人から見られた姿を意識しているので、
無意識でも動きや表情が格好良かったりします。

なので、圧倒的に格好良いし、
「オーラが凄い!」と言われたりします。

滲み出るオーラもあるでしょうが、大概の場合は、
こういった部分が人のオーラの正体ではないかと、いろんな人を見て、分析して、わかりました。


是非、あなたも、無意識レベルで格好いい男になれるように、まずは無意識の自分のレベルを確認してみて下さい。