1358号
私達のクライアントの中に、
神戸に本店がある企業さんが
いらっしゃいます。
本日、相談のため、
わざわざお越しになりました。
補助金の申請についての相談と、
聞いていました。
補助金については、
案内や相談は受けますが、
私達が直接サポートすることは
ありません。
まして、代わりに申請書を書くことは
絶対にありません。
高額の補助金であれば、
中小企業診断士さんに
依頼しています。
今回の相談、
まだ、中小企業診断士さんの
出番ではないような気がしたので、
お呼びはしていません。
補助金というのは、
一般的には、
支出してから交付を受けます。
したがって、
まずは支払いが先です。
資金に余裕があれば、
全く問題ないですが、
大きな事業になると、
そうもいきません。
自己資金にて、
支払うことができないなら、
借入に頼るしかないということです。
予定では、
補助金の相談でしたが、
結局は、借入の相談になっちゃいます。
まずは、借入を解決してから
補助金の申請をすることになります。
どんな事業かというと、
案の定、始めてする事業のようです。
僅かな金額なら、
始めての事業でも、
簡単に融資を受けることができますが、
運転資金も含めると、
１億円は必要とのこと。
現在の事業規模に比べると、
小さくありません。
始めての事業で
１億円を借りようと思っても、
銀行は、そう簡単に貸しません。
当たり前です。
銀行が、
簡単に貸せない理由は、
その事業が失敗する可能性が高いと
感じているからです。
であるなら、
事業を始める前に、
成功を確定させるしかありません。
その事業は、簡単な製造業です。
で、あるならば・・・・
間違いなく製品を作ることができ、
間違いなく販売することができる。
非常にシンプルですが、
これを証明したら、
間違いなく返済することが可能となり、
借りることは可能となります。
工場を作る前に、
販売予定先との交渉を
進めてもらいます。
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