1128号目
先日、早くも2021年新卒採用への応募が
大学生からあり、面談を行いました。
その方は、大学で起業体験をされたことを
話されていました。
実際に、商品を販売し、
チームで売上金額を競うということを
されたそうです。
与えられた時間は、たったの2週間です。
この間に、一番売上が高かったチームが優勝!
そんなルールだったそうです。
面白そうな企画ですね。
主催する側は、実際に売ることを
学生に体験させたかったのでしょう。
ただ授業を聞いているだけでは、
そんなことはできないので、
販売することは、とても貴重な体験です。
その学生は、
売上高が一番高いチームが
優勝することに疑問を持ったそうです。
ごもっともです。
その学生の考えは、
その事業を通しての幸福度で競うべき。
この幸福度は、何をもって測るのか?
悩ましいものです。
単に、この調査結果は鵜呑みにはできません。
さて、売上ではなく幸福度を重視する。
そんな感覚を持ち合わせていることが
すばらしい。
学生さんとお話するだけで、勉強になりますね。
売上というよりは、
事業を継続するために
必要な粗利を稼ぐことは必要です。
つまり、売上は目的ではありません。
売上は、事業を継続するための、単なる手段です。
事業を継続をすることで、
多くの人々を幸せにすることが
企業の目的だと、今の私は思っています。
でも、そんなことは、
私が大学生のときには、
考えもしませんでした。
売上に着目するにしても、
継続税が大切です。
いかにリピートを作るか?
これが事業を継続する上で、最も大切です。
1回きりの顧客ばかり追いかけていたら、
採算なんて取れません。
一回きりの売上を求め、
いかに高く売るか?
そんな思考を持つと、
どうなるか?
単発的な売上高至上主義が生む
『マスク転売』のような行動に
つながります。
継続的に買ってもらおうと思うと、
そんな行動にはなるはずがありません。
今回は、買ったとしても、そんな業者からは、
今後は継続して買うことはないでしょう。
そこで働くスタッフはもちろんのこと、
商品やサービスを提供するお客様、
地域社会、同業者など、
私達が関わる人々の幸せを追求する
企業を育てていきたい。
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社長の『お金』と『人』へのストレスを減らし
『納得できる意思決定』をサポートする
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