『なぜ、私が面談にこだわるのか?』
それは、前職での辛い経験の中で、
唯一救ってくれたのが、
パート社員さんとの面談だったからです。
自分は、会社での価値は当然なく、
生きる価値もないんじゃないか。
そう思う時期が2年程ありました。
『経営者、中小企業って、
こんなことに悩んでいるんじゃないの?』
って仮説を立て、検証して、実行する。
会社の中で、リーダーとして、
通常の業務とは別に、
チームを作って動かしていた。
企業の中で、起業をしていた感じです。
自分達のチームと、
会社が向かう方向は同じはずなんだけど、
会社が望む手法やこだわりが違うから。
私がやっていることは、
社長にとっては面白くない。
お客様から、今までになく喜ばれても、
社長からは全て否定される。
朝礼では、毎週叱られる。
そんなやりがいのない日々が続きました。
もちろん、悪いのは全て私です。
そんな私は、朝礼にも参加しなくなります。
もし私がその会社の社長なら、
私も同じような対応をしていたでしょう。
それが正しい会社のあり方です。
『何のために働いているのか?』
『何のために生きているのか?』
毎日考えるが、答えは見つからない。
自分と会社のビジョンは似ていても、
ミッションが明らかに違う。
当時の私のミッションは、
『経営者の想いを実現する。』
自分の考えや、していることが
認めてもらえないのは、
人として大変辛いもの。それが、
長きに渡り続くのは耐え難いものです。
今思えば、私がトップの想いを
受け止めていないだけだった。
頭もおかしくなります。
死ぬ勇気がないから、積極的に、
自ら命を断とうとは思わないまでも、
例えば、『高速道路を運転中に、バスやトラックが
突っ込んできてくれたらいいのに。』
と思うようになる。
口癖は、『誰か、俺を殺してくれ!』
受身で死を望む。鬱だと自分でも分かります。
そんな状態が続いていました。
深刻そうな私に声をかけてくれるのが、
女性のバート社員さんです。
『私に何かできることはありますか?』と。
『私を殺して欲しい。楽になりたい。』と、
お願いする私。
もちろん、殺してくれるはずがない。
その次に出た言葉が、
『私の話しを聞いて欲しい。』
手伝って欲しい仕事はないが、
お願いするとしたら、
今の自分が感じていることや
思っていることを吐き出したい。
環境が変わって欲しいとは望まない。
周りは何も変わらなくても、
自分が変わるような気がしました。
話しをただ聞いてもらうだけで、
あんなにスッキリした感覚は
忘れられません。
なんとか、生きる希望が湧きました。
今日はここまで。
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