社長の『お金』と『人』へのストレスを軽減させ、
『納得できる意思決定』をサポートする
金沢の 企業未来デザイナー 小林弘昌です。
東京駅の新幹線ホームで、
これからの新幹線に乗ろうとする乗客に対して、
一礼をするチームを見かけます。
このチームは、
折り返しの運転に向けて、
新幹線内の掃除をされています。
新幹線がホームに入る前に、
ホーム際に整列しています。
新幹線が入ってくると、
新幹線に向かい、
深々とお辞儀をして出迎える。
降りてくる乗客一人ひとりに、
「お疲れさまでした」と
声を掛ける。
乗客がごみをお持ちの場合には、
ごみ袋を差し出し、
ごみを回収する。
乗客が全員降りると、車両の清掃です。
1両100席ほどある座席、
その下やテーブル、窓を掃除し、
座席カバーを交換する。
トイレや洗面所も掃除する。
掃除が終わると新幹線から降り、
一列に並んで一礼をします。
短時間で、全てを丁寧に掃除をして頂くことで、
私達は、いつも快適に
乗車することができます。
この新幹線の清掃員チームが、
『清掃の会社』ではなく、
『おもてなしの会社』と言われ、
世界中から賞賛されています。
しかし、
「これって、
誰のためにやっているんだろうか?」って、
私は、思いました。
間違いなく、
『私のためではない!』
チームの掃除を拝見すると、私は、
『無駄なく動き、笑顔で挨拶をされ、
すばらしいな(^-^)』
とは、思います。
私の心が歪んでいるのかもしれませんが、
正直、
私はそんなに心を打たれません。
堀貞一郎さんがおっしゃる、
『親しみのある礼儀正しさ』とは、
ずれのある礼儀正しさ。
私が、どういう思いで新幹線を待ってるのかを
チームの方々は知りません。
私も、掃除をされている
チームの方のことは知りません。
直接の対話がない
そんな関係の中での礼儀正しさ。
『私には、礼はいりませんよ。
奇麗にして頂くだけで、
私は十分満足です。』と、
言ってあげたい。
『これって、乗客のために
しているのではない!』と、
分かりました。
掃除をされている
スタッフ自身のために
しているのです。
私は、
『掃除自体に十分価値がある。』
と思います。
しかし、
一般的には、『掃除』って、
そんなに
質の高い仕事に見られないことが
あります。
チームの皆さまは、掃除を通して
テキパキした仕事ぶりを乗客に見せる。
私達は、礼儀正しいチームである。
『旅する場で、
乗客の旅を盛り上げる
キャストである。』
そんな風に、
自分のイメージを描いている。
そんな仕事ぶりを見た、
家族や友人からも
「立派な仕事ですね。」って
言われるでしょう。
『誰でもできる掃除』と思って、
掃除をするのと、
『おもてなしのプロ』と思って、
掃除をするのでは違います。
そんな
セルフイメージを持って仕事をしている
そんなチームなんですね。
高いセルフイメージを持ち、
自分の仕事に誇りを持つことで、
更に質の高い仕事に、
自然に取り組む。
納得しました。(^_-)-☆
あなた自身、
そして会社の従業員の皆さまは
どんなセルフイメージを描いて、
仕事をされていますか?
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