採用選考基準の1つとしての「学生のSNS利用」 | 東京の社労士法人|アーク&パートナーズのブログ

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こんにちは、アーク&パートナーズの高野です。
3月から新卒向けの会社説明会がはじまり、2017年度卒の新卒採用活動が幕を開けました。私自身も前職で新卒採用担当をしていたため、本日は当時の経験から選考基準の1つとして、「学生のSNS利用」についてお話したいと思います。

近年はTwitterをはじめとするSNSにて迷惑行為や犯罪行為の写真などを投稿し、社会的な問題に発展するケースが多く見受けられます。特に近年ニュースで報道されていたような迷惑行為・犯罪行為は、勤務先や内定先企業のイメージを大きく損なってしまう可能性もあります。そのため、企業には能力だけでなく学生自身のモラル意識も視野に入れた選考基準が求められます。

最近では学生のモラル意識をはかるために、最終面接に訪れる学生たちのSNSを事前にチェックし、最終合否の判断材料として活用する企業も増えているようです。

また、前職ではSNSの確認だけでなく、内定時に学生と取り交わす内定通知書にて、「SNSで炎上行為を引き起こした場合は内定を取り消す」との旨を追記し、内定者のSNS利用に対する注意喚起をしておりました。

インターネットやSNSが普及したことにより、誰でも気軽に情報発信ができるようになった現代において、発信した情報は不特定多数に見られているという意識を持つことが大切です。
また企業側は入社後の教育だけでなく、内定期間においてのSNS利用について注意喚起を行うことが求められると考えます。