2023年も終わろうとしています。感謝を込めて一年を振り返ります。

 

2/2-2/8 前任校の最後の博物館実習として「この作品見てどう思う?~版画作品との対話会~」を実施。

 

3/31 前任校最後のご奉公として、「宗教遺産をめぐる真正性」シンポジウムで「美術作品の修復と真正性」をテーマに報告しました。科学研究費の研究課題「フランス・アカデミーの総合的研究」が終了しました。三つの拙稿がリポジトリ公開されました。

 

4/1 本学に赴任。春学期は、博物館概論、博物館経営論、博物館実習B、人文学演習ⅠA、人文学演習ⅡAを担当。科学研究費で研究課題「ニコラ・プッサンの絵画世界とシンクレティズムの関連についての研究」(基盤研究C)が採択されました。引き続き静岡県立美術館専門委員、三重県立美術館専門委員会委員を仰せつかりました。

 

6/19付で前任校から名誉教授の称号を頂きました。

 

7/2 博物館実習Bの一環として、田口学芸員のご案内でさいたま市大宮盆栽美術館を見学しました。

 

8/6 オープンキャンパスで「印象派の名画の謎を読み解く 」をお話しました。マネの《フォリー・ベルジェールのバー》を参加者の皆さんと一緒に読み解きました。

 

8/21-8/24 前任校で集中講義を行い、西洋の風景画の歴史についてお話しました。

 

9月 拙編著『現代博物館学入門』が増刷され、4刷となりました。

 

10/1 秋学期は、西洋美術史B、博物館概論、博物館経営論、博物館実習C、人文学演習ⅠB、人文学演習ⅡBを担当しました。

 

10/7 日仏美術学会例会の司会を務めました。

 

10/14,10/28,11/11  文の京地域文化インタープリター養成講座で基礎講座「博物館と展覧会」を3回担当しました。合間に対話型鑑賞を交えつつ、博物館の現在・過去・未来についてお話しました。

 

11/12、12/17 西洋美術史Bの学外授業として国立西洋美術館の常設展を見学しました。

 

11/14 朝日新聞の耕論にインタヴュー記事が掲載されました。

 (耕論)博物館の危機と未来科博クラファンで見えた「館の命、国が見殺し」 専門家が訴える危機

 

12/16  令和5年度 跡見学園女子大学公開講座秋期教養コース「芸術の都をたずねて― ローマをめぐる美術と旅―」の2回目として「バロック美術と永遠の都に引き寄せられた画家たち」を担当しました。

 

12/20  第1期ゼミ生の卒論の提出が完了しました。

 

※個人的には、10/11に藤井聡太竜王・名人が大逆転で八冠達成した瞬間を映像で目撃できたこと、11/11に「伊勢正三 BIRTHDAY LIVE 2023」(かつしか)に参加できたことなどは良き思い出でした。40年ぶりの正やんのコンサートでした。

 

 

 

皆様、よいお年をお迎えください。

引き続きよろしくお願いします。