1963年、イギリス。名門ケンブリッジ大学大学院で理論物理学を研究する天才学生スティーヴン・ホーキング。彼は、パーティで出逢った女性ジェーンと恋に落ちる。ところが、その頃からスティーヴンの体調に異変が起き始める。やがてALSと診断され、余命2年と宣告されてしまう。将来を悲観し、ジェーンとの未来も諦めるスティーヴンだったが、ジェーンはひるむことなく、周囲の反対を押し切ってスティーヴンと結婚する道を選ぶ。結婚2年目には長男のロバートも誕生し、当初の余命を越えて生き続けるスティーヴンは、ジェーンの励ましに支えられ、研究者としても着実に実績を上げていくが…。

 

 

 

 

 

 

こちらは2014年制作の イギリス 映画になりますイギリス

 

世界的に有名な、理論物理学者の スティーブン・ホーキング 博士の最初の妻である 

 

ジェーン・ホーキング の回顧録を原作として映画化された作品であります

 

 

 

 

ホーキング博士が世界的に有名になったのは 、1989年に出版された 「ホーキング 

 

宇宙を語る」 が日本でもベストセラーになった事からでしょうか? (私自身、購入し

 

て読んだのでありますが、半分も理解出来ませんでした、ガーン 勿論、私の脳が理解出

 

来なかっただけです) ただし、今作は ジェーン ホーキング の著書を原作にしている

 

事もあり、ホーキング夫妻の生活を、物語の中心に描かれている為、私のような物理

 

音痴でも楽しめる作品になっています

 

 

 

 

二人が出会ってから、彼の病気が発症して、筋萎縮性側索硬化症 (重篤な筋肉の萎縮

 

と筋力低下をきたす神経変性疾患で、半数が、発症後 3年~5年で、呼吸筋麻痺で死

 

亡する病) にかかったにも関わらず、結婚という決断をして、彼の、病の進行との苦

 

悩と戦い、そして妻の献身的な看護と、励まし、支えて行く生活を、美しく捉えたカ

 

メラと、ホーキング役の エディ・レッドメイン 妻役の フェリシティ・ジョーンズ が

 

素晴らしい演技で、魅了してくれます 二人共、本人に会い、かなり映画化に辺り、

 

勉強されたようです 虫めがね

 

 

 

 

ちなみに、エディ・レッドメイン は、この作品でアカデミー主演男優賞を受賞しまし

 

た 博士として名声を手にするものの、実生活での生活が、如何に大変だったのか、

 

という部分を赤裸々に描き出しています ですが、主演の二人の演技の強さのせいで

 

しょうか? それが決して汚らしくなく、お涙ちょうだい映画に、収まっていない所も

 

素晴らしいのであります

 

 

 

 

ただ、ホーキング博士が物理学会にとって、どれだけ凄い発想や、発見をしたのか?

 

という部分が映画を観ただけでは、分からないのが残念でもありました 簡単に説明

 

するのは困難なのかも知れないのでしょうが、少し、一般人にも理解出来る解説でも

 

あれば良かったのかな?とも感じました星空

 

 

 

 

が、映画が語りたかったのは、そこではなかったのです 身体が如何に不自由であっ

 

ても、彼の頭の中は無限に広がる、宇宙という世界を探索するという、答え探しの旅

 

をする夢と希望が満ちていたのでした 最後は妻と別れてしまう事になってしまうの

 

ですが、映画の後半、エリザベス女王に、名誉勲章授与式に、二人で招かれ、その庭

 

で二人が、しみじみと語り合うシーンがあります、そこで ホーキング は機械に打ち込

 

んだ言葉で、妻に語り掛けます 「見ろよ 我々が 創り上げたものを」 と、その二

 

人の前には、女王の庭で戯れている 夫婦であった時に出来た、三人の子供が目の前に

 

いるのでした。

 

 

 

 

物理学とは、神様の反対側に存在する世界なのですが、それを追及する彼が、その言

 

葉を妻に語るというこのシーンが、なんとも意味深く、感動してしまった私なのです

 

ホーキング博士自身も、この映画を観て感動されたそうであります拍手 鑑賞後、フェ

 

リシティ・ ジョーンズ は、「ローグワン」の主役だった事に気付いた私でありました

 

 

 

 

博士自身をご存知無くても、宇宙の興味が無くても、恋愛映画としてでも、探求する

 

事、信じる事の強さを描いた作品でありますので、興味が湧いた方はご覧になってみ

 

て下さいませ

 

では、また次回ですよ~! バイバイ