1982年に1作目が製作された人気アクション「ランボー」のシリーズ第5弾。
- RAMBO: LAST BLOOD - 監督 エイドリアン・グランバーグ
出演 シルヴェスター・スタローン、パス・ベガ、セルヒオ・ペリス=メンチェータ
こちらは2019年制作の アメリカ映画 です。(101分)
ビルマでの出来事から11年後、ベトナム戦争の退役軍人ジョン・ランボーは、アリゾナ州ボウイの亡き父の牧場で、旧友マリア・ベルトランとその孫娘ガブリエラと共に穏やかな日々を送っていました。
ところがある日、ガブリエラがランボーに内緒で実の父親に会うためメキシコへ向かい、人身売買カルテルに拉致されてしまいます。 娘同然のガブリエラが消息を絶った事を知り、すぐさま救出へと向かうランボーでしたが、、。
2008年に公開された「ランボー/最後の戦場」からそのまま11年が経ち、故郷へ里帰りしてのどかな牧場で隠居生活を送ろうとしていたランボー/スタローンでしたが、映画会社はそう易々と隠居はさてはくれないようで、自分の娘のように可愛がっている友人の女子高生を人質に、メキシコの人身売買カルテルとす戦う事になってしまうのが今回のお話です。
怒りにまかせ無計画に敵のアジトにナイフで乗り込んでしまったものですからランボーは返り討ちにあい、娘はオーバードーズで亡くなってしまい、遂にランボーの怒りはピークに達するのであります。
この為に作ってたのか?と思うような、病みのメタファーでもある牧場に掘った地下トンネルに爆薬やら仕掛けを細工して、ごきぶりホイホイならぬカルテルホイホイにおびき寄せ次々と成敗していくのでした。
牧場もろとも爆破するその姿に、やはりランボーの暮らしに平穏は訪れないんだと、彼の悲しい身の上に切なさすら感じてしまいます、。 なんとスタローンて現在74歳ですって! 日本ならもうじき後期高齢者なんですね、、。中盤までは隠居ランボー感があってモヤモヤしていましたが、後半ではしっかりとこれでもか!の殺戮が繰り広げられて、一応のランボー映画にはなっておりました。
今回も女性に助けられたりと、もろもろ荒い設定や作りはありますが、そんな事をランボー映画に望むのはそもそもの間違いなのであります。 悪者をやっつけるランボーの雄姿さえ見れればOK!なのです。 バイオレンス版ホームアローン とも言える本作は、日々のストレスを発散させるにはもってこいの作品ではないでしょうか、!?
では、また次回ですよ~!