ロンドンのある大学で、一講師が週一回の講義をしている 講義は犯罪心理学で、社会的地位もある精神正常者の殺人心理を説き、その例として人物はすべて仮名であると断って、次の話をしたのである  外科医の妻が自殺をする。原因は、義妹が彼の妻を精神的に追いつめたことにある。彼は同じ方法をもって義妹を自殺に追いやった……

 

 

 

 

 

 

こちらは1947年制作の イギリス映画 イギリス です(89分)

 

TSUTAYA の 発掘良品  のコーナーで見かけ、サスペンス映画という事で、レン

 

タルしてみた次第です  DVD  手 モノクロ映画で、主演は ジェームズ・メイソン で

 

す、、、と言っても、思い浮かばない方が多いかも知れません 私自身も キューブリッ

 

ク作品の 「ロリータ」 ペロペロキャンディ で辛うじて知っている程度で他には 「天国から来たチャン

 

ピオン」 辺りでしょうか? 羽根パープル上反 羽根パープル上反

 

 

 

 

お話は、ロンドンのある大学で、講師が週一回の講義を始めます 講義は犯罪心理学

 

で、社会的地位もある精神正常者の殺人心理を説き、その例として人物はすべて仮名

 

だと断わりある話を始めるのであります 「外科医マイケルは、脳外科専門で三つの病

 

院をカケ持ちする身で、その手術の巧さは定評がある  しかし結婚生活は妻と別居生

 

活をしており、妻が離婚を承知しないという環境におかれていた ある日、失明しか

 

けた12歳位の娘をつれた母親が診察をに来た 空襲の時の負傷で、視神経の機能を

 

障害されていて 目 マイケルの手腕を頼って訪れたのでした 

 

 

 

 

母親のエマ・ライトは夫が海外で研究中で数カ月は帰国しない為、独断で手術を依頼

 

する。手術は成功したが、視力回復の結果が完全になるまでに、数週間その地に留ま

 

る事になる その数週間エマとマイケルは自然と毎日会う事になり 自然と二人は愛

 

し合う仲となった 娘のアンは全快して退院する事になり、ロンドンからポーツマス

 

の田舎にあるライト邸へ帰った 家 アンの退院後も二人は時々会ったが、エマの夫も

 

近々帰国するというので、二人は永久に別れようと決心する   ハートブレイク

 

 

 

 

ある日、マイケルは エマが自宅 二階の寝室から落ちて惨死したと聞く ビックリマーク ドクロ  突然の

 

訃報にマイケルはショックを受け、エマの審問廷を傍聴するが、エマ の娘の証言に不

 

自然さを感じ エマの義理の妹 ケイト に不信感を抱く 審問の際に聞いたホテルにケ

 

イトを訪ねるマイケル 彼女は未亡人で、マイケルはケイトを観察する目的で交際を始

 

め、ケイトも彼に好意を寄せた様子だった マイケルはケイトを観察し続け、エマの娘

 

と直接会う機会が訪れ、話を聞く事になる 

 

 

 

 

すると エマが亡くなった当時、ケイトがエマの自宅に訪れており、エマはケイトに与

 

えられた精神的苦痛の余り、一時的なショック状態により墜落したことが判る ケイ

 

トは手を下さずともエマの死を誘発した責任を負うべきだ、とマイケルはケイトをデ

 

ートを装い誘い出し、エマの邸宅に赴き、同じように墜死させ、当局は自殺と認定し

 

た、、、」 とさ ポーン と、講師は話を終え 車に乗り大学を後にしてチェルシー河

 

岸に走らせて cypha red DASH! 目的地で車を停めた 話の中の夫人が来て車に乗り、話の中の邸宅

 

へ行った そして講師は夫人の首をしめ窓から落そうとするのだが、、、!?

 

 

 

 

という 二重構造 になったお話になっているのでありました 中々凝ったプロットとな

 

っていまして、講義のようには上手く犯行は進まず、その後にも 医師であるがゆえの

 

物語とエンディングが待っていてなかなか深いサスペンス映画となっております

 

他の方で例えるのも失礼かと思いますが、まるで ヒッチコック作品のようでとても ス

 

マートな話運びと、無駄のない演出です この時代独特の良さも味わえる良作だと思

 

いますので興味が湧きましたら、ご覧になってみてはいかがでしょうか はてなマーク です

 

では、また次回ですよ~! バイバイ