高級テーラー“キングスマン”で仕立て職人として働く英国紳士のハリー。その正体は、どの国家にも縛られることなく秘密裏に正義を遂行する国際的なスパイ組織“キングスマン”のエース・エージェント。ある日、エージェントの一人が何者かに殺害され、その欠員を補充するためハリーは、貧困地区で無軌道な生活を送っていた若者エグジーをスカウトする。彼の父はキングスマンのエージェントで、17年前、その犠牲的行為でチームを救い、命を落としたハリーの恩人だったのだ。こうしてエグジーは、父の後を継ぐべくキングスマンの過酷な新人試験に身を投じていく。一方ハリーは、天才IT富豪のリッチモンド・ヴァレンタインが水面下で進めていた恐るべき陰謀の謎を追っていくが…。



こちらは2014年制作されたイギリス映画になります

イギリスでスパイと言えば、007でありますが、ダニエルクレイグ以前の ロジャームーアの

007が続いていたとしたら、こんな感じの007になっていたんじゃないかと思うようなぶっ

飛んだスパイ作品に仕上がっておりました

何せ監督が 「キックアス」 の監督さんでありまして、予告を観て、あぁこんな作品なんだな、

と勝手にイメージしていたのですが、観てみると意外と m(..)m 面白かったのです

なかなか面白くストーリーが組まれていて、毒もかなり盛り込まれた内容になっています

「スターウォーズ」と「ハリーポッター」と「ドクターノー」のおいしい所を混ぜ合わせたよう

な感じの脚本ではありますが、良い塩梅にブレンドされていると思います

この映画が、他の多くのB級アクションとの差別化が出来ている大きな要因は、何と言っても

主演の コリンファース の存在が大きいのだと思います、彼のたたずまいや、仕草がイギリス

紳士のリアリティを引き立たせ、作品に奥行を持たせています(「シングルマン」のような)

敵役をサミュエルLジャクソンが演じているのですが、こちらはいつも以上に、ザ、サミュエル

でありまする

「スターウォーズ」ファンには驚きのシーンがあるのですが、前半、博士が出て来るのですが

これを演じているのが マークハミル でして、その博士を脅すシーンでサミュエルと共演して

いるのです、そう、これ、ルークとメイスウインドウの共演です!本家では実現しえないですね

アクション満載の作品ですから、コリンファースもバリバリのアクションを見せてくれます

ここの撮り方もとても斬新なカメラワークで見せてくれます ちょっとリーアムニーソン化し

ないように祈るばかりですが、、、まぁならないでしょうが、頑張れリーアム!

映画後半、威風堂々♪が流れるシーンがあるのですが、ここがもう素敵というか、悪趣味とい

うか 素晴らしい表現方法で、ここは必見であります 好みはありますが (@Д@;

かなりハチャメチャな映画になっていますが、なかなか見応えのある作品になっておりますで

す 音楽も遊びが効いていて、楽しいチョイスになってますぞ!

2017年に 「2」 も公開されるようですので良ければこの機会にご覧になってみてはいかが

でしょうか

                                では、また。