メガドライブ用ソフトのプログラミング その 12 - 減色 | Arcade Cabinet

Arcade Cabinet

自作したゲームコントローラを紹介します


苦戦しているメガドライブでのファンタジーゾーンですが、C言語の勉強目的とは言え、ある程度は完成させたいところです。試行錯誤しながら進めて行っております。
メガドライブに移植する際に、まず問題になるのが、色数の問題です。
色指定は512色から選択ですが、16色のパレットが4種類しか使えません。かなりの色数を減色する必要があります。
編集に高性能ドット絵エディタ「EDGE」を使っております。パレットの編集ができるため、とても使いやすくおすすめソフトです。

背景マップで、1パレット、オパオパ(自機)とショット、レーザー、さらにスコア表示などのパネル回りで1パレット使用しました。残り2パレット(32色)でステーションや敵機のを表現しなければなりません。


これがオリジナル。中間色が使われており深みのある色合いですね~。


これはメガドライブ用に1パレット(512色中16色)にまとめたものです。
少し薄っぺらくなりましたが、どうでしょうか…



オリジナル


減色後。なかなかいいですね。


コインです。左半分がオリジナル。左半分が減色後です。
「ファンタジーゾーン」のコインって9種類もあるんですね。
あまりよく見えない部分にもかなりのこだわりがあります。研究すればするほど、改めて素晴らしいゲームであったことが認識できます。


ところで、SDGKに付属している、メガドライブの仕様書を少しずつ日本語訳できたらと思っています。

////////////////// GENESIS Technical Overview //////////////////

CHIP:
< MC68000 7.67MHz >
・メイン  CPU
・1Mバイト(8Mビット) ROMエリア
・64Kバイト RAMエリア
*  Machintosh 128kと同じかも!!

< VDP (Video Display Processor) >
画面表示専用のプロセッサーで、バックグランド面やスプライトの管理を行っている。
DMA (Direct Memory Access)でのデータ転送が可能
VRAM 64Kバイト : 画面表示専用のRAM
CRAM 64 x 9ビット : 色指定専用のRAM

 < Z80 4MHz >
・PSGや FM音源の制御用
・8Kバイトのサウンド専用RAMがある。

//////////////////////////////////////////////////////////////

まずはここまで、すでに疲れてしまいました。