メガドライブ用ソフトのプログラミング その 10 - Yamaha 2612 (FM音源) | Arcade Cabinet

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私のメガドライブが大好きな理由に「FM音源」があります。
ファミコンの音源も素晴らしいと思いますが、独特の金属的なシャープな音色は、ほかの音源にはない魅力があります。YAMAHA DX7(キーボード)を買ってもらい(当時高校3年生でした)、その後のそのキーボードを背負ってバンド活動したりなど、FM音源には思い出がたくさんあります。

以前、CubaseとFM音源のVSTであるVOPMをつかって、ファンタジーゾーンの名曲「Opa-Opa!」を耳コピーしたのですが、そのままでは、メガドライブでは再生できません。
なんとか、SGDKで使用できる状態に組み込まないといけません。
ところが、オリジナルのファンタジーゾーンの基盤で使われているYM2151は8chステレオに対し、メガドライブのYM2612は6chステレオです。
オリジナルは、自分の独自分析だと、ベース1ch、メロディー 2ch(同じメロディーを2声でディレイ効果)、バッキング3ch(3重和音)、ドラム2ch(バスドラ、スネア、ハイハット、カウベルをまとめて)ぐらいで演奏されている印象です。6chにどうやってまとめるのか?
そこで、ものすごく再現性の高いメガドライブの「スーパーファンタジーゾーン」のOpa-Opa!を聞いてみました。バッキングは2ch(2重和音)になっていて、カウベルとハイハットの音はなんとPSGで鳴らしているようです。全然違和感ないですね。すごい!!!
(*間違っているかもしれません。)


まだ再現できていないのが、後半のサンバ・ホイッスルの音。FM音源で作れるのか…