穏やかな休日の夕方・・・
妹より父急変の携帯が鳴った。
１時間前まで元気だったのに急に心臓が弱り眠るように逝ってしまいました。
８５歳と言う年齢と胃癌を患い胃の２/３を摘出してから２０年も生存してきた生命力に感謝！
戦時中は「軍属」としての教育も受け戦後は国土復興の為に建築に情熱を燃やし健康回復の為に壮年から始めたゴルフで「狂人」並の打ち込みをしたが念願の「クラチャン」には手が届かず・・・
晩年は６人の孫にあっちこっちに引き摺り回され（お財布係りとして・苦笑）それでもニコニコっと私達子供には見せた事の無い優しい笑顔。
死者と間近に接する事の無くなった世代の私の甥・姪達が平気で父の亡骸に触れて未だ感じられる温もりを静かに感じ取ってくれたのは生前の父との堅い絆があったからに違いない・・・
葬儀は私達兄弟の家族と極近しい親族だけでと父の希望があったのでひっそりと且つ賑やかしくしたいなと妹・弟と意見は一致。
病院からの帰り道夜空に浮かんだちょっと上が欠けた大きな月がとても美しく搬送車に同乗した私は隣で物言わなくなった父と「月見酒」でもしたい心境でした・・・
それでは暫らくブログはお休み致します。